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日経新聞・ 人材強国への道 「未来の教室」紹介

2018-10-11 13:49:06 | お知らせ
《参考資料》

人材強国への道(2) 「未来の教室」待ったなし 答えは教科書の外に
2018/10/11付日本経済新聞 朝刊

日本の政治の中心、永田町からほど近い東京都千代田区立麹町中学校。

都心のど真ん中にある学校で9月「未来の教室」を目指す取り組みが始まった。

Z会と共同で授業を始めた日大三島中(静岡県三島市)生徒たちは手元のタブレット端末をのぞき込んでいた。

画面に問題が表れると、タッチペンで解答、解説を見て理解を深める。教師は生徒のサポートに徹し、黒板も教科書も使わない。

さらば詰め込み

この教材は教育関連スタートアップのコンパス(東京・品川)が開発した。人工知能(AI)が生徒の理解度に合わせて練習問題を出し、家庭学習でも使う。麹町中はかつて受験勉強を重視する進学校だったが、今では定期試験や宿題がない。

AIを駆使した教材で効率的に知識を覚え、余った時間を企業や専門家など外部の力を活用し、自主性や創造性を育む活動に取り組む。

教育の「オープンイノベーション」だ。

3年生の修学旅行では、生徒たちがツアー旅行を企画する。自分たちで現地へ出向いて観光資源を調べ、JTB社員らの前でプレゼンテーションして優劣を競う。

2年生はNTTドコモやクレディセゾンなどが出す課題について解決法を考え、その内容を評価してもらう。工藤勇一校長は「教育にパラダイムシフトを起こす」と意気込む。

日本では、大量に知識を身につけ、素早く正確に再現する教育が重視されてきた。詰め込み教育と非難されることもあったが、均質な人材を大量に育てることで、よい製品を安く作って売るという高度成長モデルが可能になった。

だが、AIやロボットが高度に発達した社会では、知識や業務遂行といった従来型スキルだけでは不十分だ。今までにないアイデアを生む力が欠かせない。改革を進めるため、閉鎖的と指摘されてきた教育界が外部に知恵を求め始めた。

答えは教えず「先生が教えない授業」。

日本大学三島中学校は通信教育大手のZ会(静岡県三島市)が開発したIT教材を導入し、課題解決型の授業に生かしている。

生徒がタブレットで外部の専門家から情報を集めたり助言を受けたりしながら、オンラインで議論し、解決法を考える。

地方の観光をテーマに改善点をまとめ、批評を受けた。

中2の梅原けい桃さん(14)は「自分たちとは違う視点を知って新鮮だった」と目を輝かせる。

9月からは家庭科の授業にも取り入れ、食に関連するテーマを生徒が自ら設定する。

食品添加物なら化学、一人で食事をする「孤食」なら社会といった教科の知識を踏まえつつ、内容を掘り下げる。

通常の教科と違い、正解はひとつではない。学び続ける強い意志を養い、試験では測れない能力を育てるのが狙いだ。

Z会は新たな能力の評価法を開発し、5年かけて効果を追跡する。

テクノロジーは急速に進歩し、少子高齢化は止まりそうにない。働き手の数が限られる中で日本が競争力を高めるには、一人ひとりが個性を磨いていくしかない。

一律を是とした日本の教育も徐々にだが、時代の変化に合わせた変革が始まっている。
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