Cool Japan Academy&ACE KIDS ACADEMY

主として、学習塾「岡村ゼミナール㈱」・日本語教師養成講座「CJA」に関することについて、気ままに書いています。

英会話スクールに危機到来か? 自動翻訳機の長足の進歩

2015年09月28日 | お知らせ
「日本人のほとんどは、英語を習得する必要がなくなる」

自動翻訳機が長足の進歩

(神戸新聞・一面トップ:9月28日付け)

皆様のご清栄をお慶び致します。

さて、今日の神戸新聞一面トップ記事は、かなりショッキングな内容です。

この様なことは、もう数年以上も前から巷で交わされていた話題でしたが、英語や数学教科を大切にしてきた私自身は、まだまだそこまでの機械技術の進歩はないだろうと(期待も込めて)油断してきました。

ところが、外国からの観光客などが著しく増大している今日的状況とともに、2020年の東京オリンピック開催などが大きな刺激・原動力となり、また多くの国民は英会話がとりわけ苦手であるという背景も手伝って、機械的自動翻訳の技術は必至で開発され続け、コンピューターの性能や利用ソフト面での向上の助けも借りて、遂に今朝の新聞記事にまで発展したことになります。

この自動翻訳の技術開発は官民プロジェクトだそうですが、ソフトの開発面を担当する情報通信研究機構の担当者は「英語のスぺシャリストを目指す人や自分の言葉で話したい人は機械に頼らないだろうが、そうでない人は機械任せでよいのではないか」と話し、これを受けた神戸大学教授も「日常会話やビジネス英会話は機械に任せて、大学は異文化理解に向けた外国語教育に専念・・・」と話している。

ともあれ、この自動翻訳の精度向上は、現在、英会話学院を大規模に経営しているスクールには、かなりな打撃を与える可能性を秘めています。

そろばんや習字分野への学習熱が、電子計算機やワープロなどのコンピューター類の進化と普及によって、著しく衰退してきた歴史を思わせます。

それから数十年後の今日になって漸く、そろばんや習字の練習には、子供向けの早期知能開発の効用や社会人の業務上や日常生活上の実利的効用なども大きいことが次第に見直され、あちこちの巷で復活現象なども見られるようにはなりましたが、世間のそろばん塾や習字塾の経営には、長期間にわたっての大きな打撃となり衰退現象を招いたことは否めません。

英会話学院においても、そういう大きな盛衰のサイクルを繰り返すのでしょうか?

そういった危惧と不安を無視しえない以上、英会話学院も、少なくとも「事業のリスク分散」といったような対策は講じておく必要があるでしょう。

この場合、既に世間での再認識・復活傾向にある早期知能開発志向ACE Kids Academy:珠算・習字・速読講座の併設等を、リスク分散の対策例として検討される必要があるかもしれません。

平成27年9月28日 月曜日
岡村寛三郎(岡村ゼミナール(株) 会長)
早期知能開発志向ACE Kids Academy:珠算・習字・英会話・速読講座
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ACE Kids Academy珠算教室の9月第4週:週報、ご紹介

2015年09月28日 | お知らせ
岡村会長様 丸岡事業部長様、いつもお世話になります。珠算教育部長・高島篤です。

(1)今週も生徒の成長を感じる一週間でした。

(2)エピソードを二つ記します。

①年中さん男児生徒が、「分からない、分からない」と少し大きな声を出していたところ、小1男児生徒が「静かにね」と優しく注意してくれました。

実は、その小1生徒が、開講当初では、騒ぐし、落ち着きのない生徒で、よく注意したものでした。

それが今では、凄い集中力で頑張っています。

そろばんの上達もさるものながら、授業態度を一変させてしまう力を持つのが、そろばんの凄さです。

彼は、頑張って壁を乗り越えて、今は、難しいけど楽しいという状況に入っているのだと思います。

簡単過ぎても、難し過ぎても面白くなく、難しいけど出来るくらいが一番良いのでしょう。

その点、ACE Kids Academyでは、20級からスモールステップの進級制なので挫けず頑張りやすいのだと思います。

その授業の最後に、フラッシュ暗算をしたのですが、正解したのは何と注意された年中さん生徒一人だけでした。

年中さんの誇らしげな顔と対称的に、小1の生徒は、悔しそうでした。

良い雰囲気の中で授業を進め、時には、競争心も芽生えさせながら生徒全員を上達させていきたいです。

②小3男児が先週から授業の最後10分、自主的に暗算を始めました。

指示した訳では無いのに、そろばんが7級まで来てだいぶん出来るようになってきたのでそろばん式暗算が、楽に思えてきたのでしょう。

言われてやっているのではなく、自分がやりたくてやっているので楽しそうに集中してやっています。

暗算は、気分転換にもなりますのでそろばんにも良い影響を与えています。

生徒が自主的に楽しそうにやっている姿を見ることほど嬉しいことはないです。

これからも生徒一人一人の個性が違うなかでも、何とか自主性を芽生えさせられる指導を工夫していきます。

それは、そろばん以外でも役立つ習慣ですから。

                                                          以上

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