Accountant's Office KIGAWA

会計・税務のひとり言

エコ減税と価格の見直し

2009-05-21 18:57:52 | Weblog
家電製品のエコポイントや低燃費車のエコ減税が、話題になっています。

ホンダのインサイトの登場は、もともとコストを抑えて開発されたとは言え、二百万円を大きく下回る価格設定には衝撃を覚えました。

さて、トヨタ。
当初、二百五十万円程度で販売する予定であった新型プリウスを、二百五万円まで引き下げた。しかも、旧型プリウスとの併売。いくらホンダのインサイト潰しといっても、あまりにも露骨で下品ではないだろうか。

まあ、トヨタという自動車会社は、今の中国自動車メーカーほどではないが、他社の自動車を真似てライバル会社の自動車よりちょっと良く見せた対向車を送り出し、相手を打ちのめして大きくなった会社。当然の経営戦略なのかもしれない。

トヨタの豊田章男副社長は「社会の役に立って本当に良いものを、多くのお客様が買いたいという値段で、すべてのトヨタの店で販売する」と発表時に発言した。

最新の技術の結晶であるハイブリット車を五十万円ほど値引きして販売することが『社会の役に立って本当に良いものを、多くのお客様が買いたいという値段で、すべてのトヨタの店で販売する』であるなら、従前技術を多く踏襲して造られているガソリン車も五十万円程度値引きすべきである。

今後、トヨタのガソリン車の購入を交渉するときは、店頭価格から予め五十万円ほど低い金額から商談を始めることになるかもしれません。

また、自動車ユーザーも本当にハイブリット車でよいのか検討すべきと思います。
CO2の排出は少ないが、排出はします。”CO2排出が少なく環境にやさしくい”と言ってハイブリット車を購入しても、今までより走行距離が増えたのでは、ある意味本末転倒ではないだろうか。それなら、公共交通機関を利用したほうが賢明と思われる。

以前、カローラやサニーにディーゼルエンジンが設定されていたことがありました。当時のガソリン高騰に伴い、通勤程度にしか使わないユーザーが、挙って同じ内装のガソリン車に比べ二十万円程度高いディーゼル車を購入した。ガソリン車との価格差を回収するのに、何十年もかかるにもかかわらずである。

このようなことを考えても、現状の最新技術の結晶であるハイブリット車が、ここまで低価格になったのであれば、ガソリン車も価格を見直すべきである。