跳んで着地の時など、トウシューズの音がしてしまうのは仕方ないもの、とも教わりました。
ただ、ジゼルの2幕。
仕方ないんだよな、と思いながらも、トウシューズの音がするのが、あまり好きではありません。
だから
「ジゼルの2幕では、トウシューズがカタッというだけでも、いや。」
というバレエ・ダンサーがいるのを知った時、そこまで細やかなこだわりがあるから、そのバレエ・ダンサーのジゼルが私は好きなんだな、と思いました。
ただ、バレエ雑誌を読んでいると、やはり気にするというダンサーは、他にもいるようです。
ザハロワのジゼルの2幕は、聞き覚えのあるロシアのトウシューズの音がします。
妖精の世界に誘われたのに、私は、引き戻されるような感覚を覚えます。
もちろん、すばらしくないとは思いません。
ただ「比類なきジゼル」だろうか、と思ってしまいました。
ただ、ジゼルの2幕。
仕方ないんだよな、と思いながらも、トウシューズの音がするのが、あまり好きではありません。
だから
「ジゼルの2幕では、トウシューズがカタッというだけでも、いや。」
というバレエ・ダンサーがいるのを知った時、そこまで細やかなこだわりがあるから、そのバレエ・ダンサーのジゼルが私は好きなんだな、と思いました。
ただ、バレエ雑誌を読んでいると、やはり気にするというダンサーは、他にもいるようです。
ザハロワのジゼルの2幕は、聞き覚えのあるロシアのトウシューズの音がします。
妖精の世界に誘われたのに、私は、引き戻されるような感覚を覚えます。
もちろん、すばらしくないとは思いません。
ただ「比類なきジゼル」だろうか、と思ってしまいました。
普段、あまり音がしない靴を履いているんだなぁと気付かされるのは
たまに違う靴を履いた時。
特に、ロシアの靴を履いた時は
そのままスタジオに居るのも申し訳ないような
居たたまれないような音がしてビックリしました。
トウシューズの靴音って結構好きだったはずなのに、
あの時は恨めしい気持ちになりました。
床の素材によっても違うし、
パによっても音の立ちやすいものとそうでないものとがあるし。。。
様々な条件の中で、音をコントロールするのって
とても難しいことだろうと思います。
でも、確かに興ざめにしてしまうんですよね。
発表会のフィナーレで
ほぼ全員がアンボアテで出てくるところがあるのですが、
リハの時、たまたま数人だけがトウシューズで練習していたのですが、
それだけでもすごい音!!
せっかく華やかに盛り上がるところなのに
これじゃ興ざめでは?と思う一方で、
音に間に合うように揃って動くのに精一杯で
音をコントロールする余裕なんて無いのも事実です。
ワガノワバレエ学校では、この問題をどんな風に教育しているのでしょう?
そう思ってDVDなどを見ていると、
やはり例のロシアの靴音が響いています。
発表会と同じシーンの映像でも
カンカンと景気良く鳴っています。
ジゼルのヴァリでも。。。。
ジゼルの二幕はジャンプが多いので
そうでなくとも靴音がしやすいのに、
宙に漂っているようにふわりと浮いて
幽玄な世界を作り出さなければならないのだから
大変ですよねぇ。。。
と、この件に関しては他人事を決め込むことにして。。。。
着地の時のプリエを深くして、
しっかりとドゥミで柔らかく降りると違うのでしょうか。
ジゼルといえば、
私の先生イチ押しのマカロワのシゼル。
バリシニコフと同じ高さまで跳んでいるのに
飛ぶ前の溜めをほとんど感じさせなくて
背中からふわっと浮き上がるように跳ぶので驚きました。
よーく見れば、もちろんプリエして跳んでいるのですが、
一幕も二幕も、脚に力なんて入っていないかのように
浮き上がるように跳んでます。
あんなジャンプをしてみたいなと思いつつ、
「あれは、無理です。。。」と
早々に宣言してしまいました
跳びあがる時の逆でつま先から順に降りて、やわらかくプリエすれば、音は消せたりしますが、連続ジャンプになると、私ごときでは鳴る鳴る。
でも、ザハロワも音がしない時とする時がありました。
だから、彼女も基本は音を出したくないんじゃないかと思いましたよ。
まあ、でも、これは、あくまでプロのダンサーを鑑賞する上での感想ですから。
もし、プロ並みにできてしまったら、プロたる所以もない訳で。
心の中に美しいイメージや憧れのイメージを持っているのといないのでは、やはり違うと思います。
がんばって!フェイさん!