大人のバレエ~不思議な魔法 & Something Good

大人になってバレエを始める方、始められた方に。
なにか、参考になれば幸いです。

まっすくな、引き上がった軸。

2009-04-13 16:14:25 | バレエ大人
バレエの引き上げ。
「Gパンをはく時の股を引っ張り上げる感じ。」とか
「上から吊るされている感じ。」とか
「おしっこを我慢する感じ。」とか、いろいろ表現方法はありますが、そのどれだとしても、足の付け根が外に逃げることなく、内側に入っていく感じがするんじゃないでしょうか。
私だけかな。。





前に「反り腰」について書きましたが、その時、カイロプラクティックの先生に指導されたエクササイズの中で、
「足の付け根を外に開かないように」
と言われたことが、やっと、つながり始めました。


まっすくな、引き上がった軸では、足の付け根は外に流れないんだ。

まっすくな、引き上がった軸では、足の付け根は外に流れないから、アン・ドゥオール(ターンアウト/外旋)は「開く」ではなく、「外に旋回する」になるんだ。

まっすくな、引き上がった軸では、足にいろんな方向からの力がかかることがないんだ。




なんで、引き上げがわからなくなったんだろう。。
その答えは、開いてしまっていたアン・ドゥオール(ターンアウト/外旋)でした。

おシりの下を締めると、バレエでは太ももの前になる内転筋群につながって
「これだ。」
と思ってしまいました。
私は、股関節に横方向のヘンな柔らかさとがあります。
油断すると、腰にのってしまうような。。
足は外に開くには開くのですが、結局、臀筋をフル活用して締めて、単体では外に押し出す力となる内転筋群で開いていただけでした。
太ももで力が外に流れてしまい、下から引き上がらないのです。
いつの間にか、上半身と下半身が別物のようになってしまっていました。



筋肉は意識しないで、足の指をしっかり床につけて、足の付け根を締めて引き上げる感じ。
付随して筋肉が働く感じ。
どこかの筋肉だけが雄弁でない感じ。

でも、これを立っている時に意識していると、形状記憶機能があるかのように、いつの間にか、歩いていても、そんなふうなまま歩いていたりします。



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2 コメント

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正にそれなんです (エトランゼ)
2009-04-13 21:10:20
私は今、まさに身体の引き上げに四苦八苦。スポーツクラブのバレエはなんちゃってバレエと呼ぶ方もいるようですが、私が出ているレッスンの先生は60分間『お尻に紙挟んで』と内転筋に意識を集中させる事『上半身をもっと上に上に』を厳しく指導します。それが出来なければセンターにでても意味ないと言わんばかり…。でも妥協しないそんな先生が好きで毎週でています。
でも未だ途中で力尽きてしまいます。
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エトランゼさんへ (acbe)
2009-04-14 10:30:06
引き上げの悩みに共感いただけて、うれしいです!

私の場合は、外の筋肉を優位に使いやすくて、「骨」を意識すると、力技とかリキみとかがなくなり、骨格筋につながるようで、いいみたいだったんです。
このまま、うまく身に付いてくれるといいのですが。

場所に関係なく、いい先生はいるものですよね!
逆にダンサーとしてそれなりの実績を積まれた方が、必ずしもいい先生になるとは限らないですし。。
私も、今の先生にずっとついていきたいです。
いい先生に出会えるって、なんというか、宝を得たような、とにかく、すばらしいことですよね!


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