Hippo日記

オーディオの事や感動した音楽の話し、お勧めの癒しの音楽など、徒然なるままに書いてみたいと思います。

オーディオフェアのデモスケジュール<改訂>

2018年09月27日 | オーディオ イベント

 

 ※ スケジュールを改訂させていただきました(10/3)

時間がたつのは早いもので、来週末は第24回真空管オーディオフェアが開催されます。当社のデモブースでConcept-SOLAのデモを行うAudifillのカノン5Dさんが、美しいタイムテーブルを作って下さったので、転載させていただきました。

今年は、どの機種も昨年と比べて相当にグレードアップしていますので、全て注目していただきたいのですが、特に新製品の手作り6cmユニット(F60A型)を搭載した2機種(Evangelist-061、Concept-SOLA)は、ガチで作った小型高品位スピーカーなので、お聴き逃がしのありませんように!

その他のご注目点

・ キャビネットの美しいHippo-102KSの心地よいサウンド

・ 異次元リアリティのJupiter-132

・ ”超”異次元リアリティのDuranty-203

ところがなのですが、JupiterとDurantyは、ファイナルバージョンの部品がまだ揃っておらず、やっと仕事が一段落した昨日から慌ただしくやっております・・・(汗)

Audifillさんのデモ案内ページは→こちらからどうぞ。

変更点などありましたら、ブログにて逐次ご案内致します。

それではオーディオフェアで皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

※ Duranty-203のファイナルバージョン化が中途状態にて間に合わず、フェア出品はギブアップさせていただくことになりました。楽しみにしておられた方には、誠に申し訳なく、お詫び申し上げます。(タイムテーブルは変更させていただきました)が、しかしJupiter-132(ファイナルバージョン)にて、音の方向性は明確にご理解いただけるものと思われます。是非こちらをお聴きになってみて下さい。

 

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Evangelist-061 製品第1号機納品!

2018年09月24日 | 製品紹介

 

デスクトップ・スピーカーの続きですが、既に試作は終わっていますので、タイトルを変更しました。

そして、Evangelist-061(珈琲色)を納品して来ました。オーディオ評論家の高橋和正先生のところに、製品第1号機納品という栄えあるスタートとなりました。(^^

ニアフィールド・リスニング用なので、スピーカースタンドに設置すると、ちょっと低音不足になります。写真の様に床置きにすると丁度良いです。無駄な響きは出しませんので、音がかぶる心配はありません。この様に設置しても、音像は何事もなく正面に浮かび上がりますし、空間は天井まで広がります。(当社試聴室では、同様に設置して、例えばArt of noizeのCDでは、ヘリコプターの音が頭上を通過します。)

高橋先生は、試しにTHE GENTSのCDを再生されました。前方のステージにコーラスが生々しく展開します。流石は高橋先生、ポイントを的確に捉えて下さっています。通常のシステムでは、コーラスものは特に再生が難しく、ジャリジャリした薄っぺたい音になりがちです。しかも男性コーラスの厚みのある響きというものは、キャビネットを鳴らして補おうとしてもモヤモヤするばかりで、リアリティが出ません。大口径スピーカーを持ってきても、この様な低音(マッシヴな中低音域)はまず出せません。Evangelist-061では、押し出されるような厚み感が生々しく出ます。生音の感触が良く出ます。これが、ウン百万円のスピーカーシステムでもまず出せない、本機ならではの特長です。

因みに、高橋先生のメインシステムは、(世界に類の無い)トゥイーターも含めた全ユニットMFB駆動となっており、ヴォイスコイルの動きを強力にコントロールしています。このシステムの真骨頂も”しっかりした生音の音力再現”であり、私も同じ問題意識で音作りをしております。

高橋先生によれば、全帯域MFBシステムは商品化が困難なのが難点であるが、Evangelist-061のユニット技術であれば、(MFBでなくとも)同じ方向性の音作りが出来るとの事でした。見た目からは想像の付かない音が出るので、来客にイタズラを仕掛けてやろうと楽しみにしておられました。(^^

 

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デスクトップ・スピーカー 試作中その13

2018年09月19日 | 製品紹介

写真撮影が終わり、カタログ印刷の発注も終わりました。一生懸命格好をつけてみました。(^^;

こちらがカタログの表紙です。写真にpdfカタログへのリンクを仕込んであります。データが重い(5MB)のでご注意ください。

カタログはA5サイズ、8ページの冊子で、色見本の入った凝ったものになっています。

オーディオフェア終了後にホームページに製品をアップしますので、いわゆる受注開始は10月中旬頃になりそうです。でも待ちきれない、という方はメールにてお申し込み下さい。既に一台受注していますが・・・でも、まずは音を聴いてからですね! (^^

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デスクトップ・スピーカー 試作中その12

2018年09月15日 | 製品紹介

 

Evangelist-061はニアフィールド・リスニングを前提にしたシステムですが、(16畳の試聴室にて)通常のファーフィールド・リスニングとして設置して聴いているところです。流石に低音の量感では不利になりますが、いわゆる小型くさい瘦せた感じにはなりません。音量も制約がありますが、音力のしっかりしたよく聞き取れる音なので、慣れてしまうと不足感がありません。

ところで、上級機種のJupiter-132やDuranty-203と同様に、手作りユニットを使用している訳ですが、従来は音が煩くなるので、振動系の構造剛性を目一杯高くするところまでは出来なかったのですが、今回は本当に目一杯硬く作って、その代わり制振処理も更に強化する事で、より高い着地点に到達出来ました。そして、嬉しい誤算は、思った以上の分解能の高さや定位感にあります。

高分解能というと、例えば「音離れが良くて、ボーカルが張り出す」感じになる、という表現が一般的かと思います。ところが、Evangelist-061では、まったく”張る”感じがありません。ところが、強い肉質感があって、本当にそこに居る様な実在感やリアルな表情があります。「柔らかいのにはっきりしている」という、あい矛盾する様な表現になりますが、他に適切な言い方がありません。しかし簡単に一言で言えば、”生の肉声と同じ感じ”です。

僭越をお許しいただいて振り返って見れば、従来高分解能だと思っていたものは、振動板の共鳴する荒れ音を取り違えて聴いていたのであって、自然な音ではなかったという事です。

なので、従来はシャープでパンチのある音だと思っていたものが、何事もなくナチュラルに鳴る一方で、パーカッションの金属系の楽器では、かえって立ち上がり感が明瞭で、材質やたたき方の違い、表情がつぶさに再現されます。

特に音数が多くて空間情報も多いクラシックでは、この差が歴然と出ます。フルオーケストラでもガシャガシャの歪んだ混濁音にならずに、しかし個々の楽器の力のある音がしっかり出るという、従来欲しくても手に入らなかった鳴り方になります。

がしかし、従来の(常識的な)荒れた音を前提にしてしまうと、大いなる誤解が生じそうです。(意味わかりますね) この辺り、先日お邪魔した高橋和正先生も心配しておられました。

ところで、この高分解能、並みのマルチ・システム(3way~4way)では太刀打ち出来ないと言って良さそうです。楽器の音の表情の違いが非常に良く出ます。従来は、位相周りのナチュラルなフルレンジに対して高解像度なマルチ、という住み分けがありましたが、なんと両方とも揃ってしまいました。これに打ち勝つには、Jupiter-132やDuranty-203と同じように、特別なユニットを使用したマルチシステムが必要です。

音場感や定位もずば抜けています。特に奥行き方向の距離感が非常にリアルで、オペラの舞台で歌手が手前や奥にいる感じが手に取る様に分かりますし、ホールの響き方の違いも克明に聞き取れます。

従来の市販スピーカーとは音の出方がかなり違う点で、誤解を受ける心配はありますが、まぁ、見た目の小ささからは想像もつかない立派な音がするので、意味が違うかもしれませんが、とにかく仰天はしていただけるのかなと・・・(^^;

写真↑は、着色レジンの実物見本を組み立てているところ。

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デスクトップ・スピーカー 試作中その11

2018年09月13日 | 製品紹介

 

製品版(グレーパール塗装タイプ)の完成です。やっとステレオで楽しめるようになりました♪ おっと、仕事中なのに不謹慎かな? (^^; (写真から音はしませんが)リンダ・ロンシュタットのスタンダードナンバーがゴージャスかつ生々しく鳴っています。

着色樹脂の色見本(写真手前)も出来ました。あとは、着色樹脂でも何色か実物を作る予定です。その後はカタログ用の写真撮影もしないといけません・・・あっという間にオーディオフェア当日になってしまうので、お尻に火が付いています!

音の仕上がりも素晴らしいので、フェア出品の前に評論家の高橋和正先生にも聴いておいていただくことにしました。先ほど、ひょいっと小脇に抱えて、先生宅を訪問して来ました。

デスクトップ・スピーカーを、わざわざ評論家に聞いていただくというと、普通はかなり違和感のある話だと思います。が、しかし、このシステムは特別なのです。下記、お聴きいただいての、いくつかの話題・・・

(ニアフィールド・スピーカーということで、ソファーの前の珈琲テーブルのすぐ向こう側に左右を1m程度離して設置しました)

先生は開口一番、「あれ? メインスピーカーの方が鳴っちゃっている?」・・・立ち上がって、スピーカーに耳を近づけて、「あ、やっぱりちゃんと鳴っているねぇ」

私(Hippo)も驚きましたが、完全にスピーカーの存在が消えて、前方の向こう側にある先生のメインスピーカーの奥に空間が広がるので、メインスピーカーが鳴っているかのように聴こえたのでした。

「すごいねぇHippo君。うちのメインスピーカーと同じ鳴り方だ。ほら切り替えても違和感がないでしょう。バランスも良いが、楽器の質感がちゃんと出るし素晴らしい分解能だ。低音も不思議なほど出る。バスレフなのに大太鼓のアタックが遅れずに出る。奥行きの空間も良く出る。こんなに小さなスピーカーでこの様な音が出るとは夢にも思わなかった!! 君は、現役中にモノに出来た数少ないビルダーになりそうだね(笑)」

念のため書いておきますが、先生のメインシステムの音が大したことがないという事では毛頭ありませんので! 褒め過ぎ? いえいえ、Mr. Hippoは誇大妄想ではないかと思われていた(?)読者の皆様も、お聴きになるときっと驚くと思いますよ。(^^

その他として、

・ 約15万円の価格という事で、この小さなシステムが如何に凄いものなのかを、事前に十分に説明しないと、一般人はなかなか納得してくれないかも・・・

・ 従来からの先入観として、低能率=低分解能であるが、この常識を覆す音をちゃんと耳で聴き取ってくれる人がどれくらいいるだろうか・・・

・ 正に生音の質感が出るスピーカーであるが、従来の混濁した音のスピーカーに慣れてしまった人の場合では、単なる綺麗な音のスピーカーという評価になる恐れがあって、それは困るのだが・・・

・ 6畳間くらいまでは音量的にも十分だろう。それに、こうして小さい音で聴いていても良く聴きとれるし、不足感がまるでない。

・ マルチシステムの調整用リファレンスにも良い。

・ 正弦波応答ばかり追求していても、この様な音は到底出せない。理屈で頭の固くなったマニアのお年寄り達にも聴かせると、いい刺激になりそう。

以上です!

 

ところで、価格がネタバレしてしまいましたね。因みに、実は名称も決めてあります。Evangelist(エヴァンジェリスト=福音伝道者)という命名です。良い音を伝え広めてくれる事を期待しての命名です。

 

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