Hippo日記

オーディオの事や感動した音楽の話し、お勧めの癒しの音楽など、徒然なるままに書いてみたいと思います。

Illusionist-8の開発状況

2016年01月27日 | 製品紹介

 

今晩は。キャビネットが出来ました。フローティングマウント・アダプターやダクトポートの注形型がまだ出来ていないので、(白い)モックアップを取り付けてみました。実際の製品では白ではなくて、黒色のシボ仕上げになりますので、もっと落ち着いた感じになると思います。

こちらが今回から使用開始する、フリーサイズ・グリルのフレームを組み立てたところです。キャビネットとグリルフレームの四隅には、マグネットが埋め込んであります。(マグネットキャッチ式)グリルを外した時に、ポッチが見えないので綺麗でしょ。(^^

それから、今後の完成品スピーカーは、「トライフォニック」に統一する事にしました。ブランドの混乱を避けるためと、Illusionist-8はエントリー機種ではありますが、充分にトライフォニックを名乗れるレベルであると考えての判断です。で、新たにエンブレム(写真↑)も作りました~(^^

注形型が揃うまで、まだ暫くかかりますが、どうかご期待下さい。音出しが楽しみです♪

 

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フローティングマウント 初レポート

2016年01月25日 | 製品紹介

 

横浜市在住のK様よりレポートをいただきました。ありがとうございました。13cmウッドコーンを組み込んでお使いです。フローティングマウント・アダプターについては、初めてのユーザーレポートとなります。(→ 詳しくはこちらから

音の変化が大きく、最初に戸惑われた様子を率直にレポートして下さっています。まだお聴きいただいていない方にも雰囲気が伝わるのではないかと思います。

本文から引用・・・

取付け前と比べてだいぶ音量?が下がり、音の情報が少ない。音の響きや厚みが全く無くなってしまい、実は内心チョット失敗したと思って焦ってしまいました。ボーカルの曲を2曲ほど聴き、ボリュウムを少し多めに上げてみた瞬間世界が変わりました。

「なんじゃこりゃぁぁぁぁーーー」

大袈裟ではなく 驚きすぎて冷静さを失ってしまいました。少し興奮気味ではありますが試聴を続けます。

「気持ちぃぃ」

先程聴いた曲を再度聴き、ボーカルの声の響きや温もりに癒されます曖昧な表現ですが「丁度ぃぃ」そんな感じです。どんどんボリュウムを上げても煩くならないですが・・・

~ 中略 ~

余分な部分をそぎ落とし、必要な部分を鍛えていった様なイメージですが、出てくる音はそんな筋肉質な音では無く、余計な音に潰されていた繊細で細かな音を再現してくれている。久しぶりに「楽しいぃぃ」そんな時間でした。

~ 中略 ~

僕の細いオーディオライフの中で、フローティングマウント+デットマスの組み合わせとの出会いは一番衝撃的で感動的でした。

お気に召していただけて良かったです。とにかく静かになるので、たしかに最初は面喰うかもしれませんね。そして心地良くて、思わず音量を上げたくなってしますね。

製作者として最も嬉しいのは、音楽が楽しいと感じていただけた事です。(^^

新しいオーディオ製品を購入すると、当初は物珍しくて、延々と色々聴きますが、そのうち飽きてしまう事が多いですよね。フローティングマウント・アダプターでの変化は、自然体の良い音がしますので、飽きが来ないと思います。クリアーな音になると、古い録音等がキツくなる場合が多いと思いますが、こちらではSPレコードの復刻盤でも心地良く聴けます。

余談ですが、フローティングマウント・アダプターの音に慣れてしまうと、従来型スピーカーの箱鳴り音が不快でたまらなくなります。いままでこんな音を聴かされていたのかと困惑してしまう程です。未だの方、是非一度お聴きあれ。

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新型バスレフダクトとIllusionist後継機

2016年01月19日 | 製品紹介

 

やっと煮詰まりました。これでも半分捨てたのですが・・・新型バスレフダクトの実験のために試作したポートや実験用治具の数々です。

たかがダクト、されどダクト、いろいろ面白い発見がありました。写真からは分からない面白いお話しや驚きの仕掛けについては、しばしお待ち下さい。手前の都合でなんですが、弁理士さんと相談中なので・・・

というお話しは置いておきまして、遅れまくっていた新製品開発の方がやっとリスタートです。やれやれ、フラッグシップ機の仕上げは遺憾ながら少し延期して、ディスコンのIllusionistの後継機種を大至急かたちにしなければなりません。

実は小型スピーカーなので甘く見ていたのですが、フローティングマウント・アダプター(ウーファー、トゥイーター共)や、新型ダクト等、意外に部品点数が多くて、年末から3Dプリンターを24時間体制で稼働させて、注型部品用のモックアップを製作していますが、ダクトの試作が割り込んでしまったので、まだ半分以上残っています。(^^; 

モックアップ完成後、注形型が出来るまでまだかかりますので、キャビネットの方を先に進める事にいたしましょう。

後継機種はIllusionist-8という名称になる予定です。(-8となるということは、-10とか-13とかも?)

この前身となるARK-8については、ラジオ技術誌にて評論家の高橋和正先生より下記の様な評価をいただいております。

たった8cm口径の(フルレンジ)バスレフシステムか、とがっかりするかたもいるかも知れないが~中略~本機の音を聴いてみれば、たちまち手元に置いていおきたくなる性能だと、筆者は断言する。

高い広告料を支払って書いてもらった提灯(ちょうちん)記事ではありませんので!

そのARK-8の本格2way版となりますので、Illusionistの名のとおり、聴く人を幻惑(実在しないはずのステージが眼の前に現れる)するスピーカーになると思います。低音の量感や馬力感にも仰天していただける事になると思います。どうぞご期待下さい!

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ラジオ技術誌 2月号に掲載!

2016年01月10日 | 製品紹介

 

 

ラジオ技術誌2016年2月号に、フローティングマウント・アダプターの技術解説が掲載されました。今回は同誌編集部より、メーカーサイドの技術解説としてご依頼をいただいたものです。例によって私めが吠えまくっておりますので、読んでやって下さいませ・・・(^^

この記事で強調しているのは、「音作りが根本から変わる」という点です。

私のスピーカー開発で常に苦しんでいるのが、「解像度UP → 煩さUP」の呪縛です。この事の克服が、当社のコンセプトとなる「究極の美しい音」へと繋がります。

従来の常識では、高級ユニットを使用するとか、ネットワークやパーツの改善が中心となりますが、これらをいくら追及しても限界があります。スピーカーは、実は機械雑音の発生源であると言う事が公然と見逃されているという事実の再発見に至り、フローティングマウント・アダプターの導入が、この点において大きなブレークスルーとなった訳です。

SF映画「マトリックス」では、主人公が仮想現実の世界で暮らしている事にまったく気が付いていません。私のスピーカー作りは、この様な状態を音の仮想現実感として作るのが目標です。

私は、音離れや低音の馬力感など、音の魅力感を出すための要件は重視しています。しかし本来の「いい音」は、あくまでも演奏家と楽器が作りだす物であって、オーディオ装置(スピーカー)の使命は、その生演奏と区別のつかない仮想現実を再現する事だと思います。これが私が高解像度(音離れ)にこだわる理由です。

そんな訳で今後は、従来出来なかった更なる高解像度な音作りを目指して参ります。

 

 

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日比谷公会堂 アーカイブ・カフェ

2016年01月07日 | その他

 

さて、製品開発の宿題で、お正月休みはほとんどとれずじまいになってしまいましたが、唯一の家族サービスと称して、家内と日比谷公会堂のアーカイブ・カフェに行って来ました。昭和初期の雰囲気で蓄音機(クレデンザ)のBGMが楽しめるという話を聞いていたので、いつか行ってみたいと思っていたのです。(写真はホームページから拝借しました。不都合がありましたらご連絡願います。)

当日は、日比谷公園の松本楼でプチ贅沢なお昼をいただいた後、日比谷公会堂の1階入り口へ。昔のチケット売り場が残っていたりして、歴史的建造物としての雰囲気が漂っています。そして、人なつこい感じの若い店主が迎えて下さり、レジでコーヒーを注文してから、噂のクレデンザの正面の席を陣取りました。

蓄音機は随時演奏していて、SP盤の寿命は大丈夫なのかしらと心配になってしまいますが、こちらにとってはありがたいことですね。かなり沢山のコレクションがある様です。

蓄音機は周波数帯域は狭いものの、中音域の音力があるし、一発録りの気合感もあって、良い音楽が楽しめるのが魅力だと思います。骨なしブロイラーの様な音作りの多い現代において、地鶏の丸焼きの様な生命力のある音は見直されるべきだと思いますね。

ここの店主は、SP盤の復刻CDを集めて販売していたりしていて、話をしていると熱意が伝わってきます。しかし日比谷公会堂はこの3月で閉鎖してしまうそうです。しかも未だに建て替えか改装かもはっきりしていないとの事。昨今のバカの一つ覚えの様な建て替えはやめて、是非この様な文化的雰囲気を大切にしてほしいと思ったひと時でした。アーカイブ・カフェの存続も不明なので、ご関心の向きは今のうちに行かれると良いと思います。

追伸

開発中のバスレフポートは紆余曲折がありまして、ちょっと面白い新しい思いつきを検証中です。と言う訳で、遅れているその他の製品開発もますます遅くなりそうで・・・(^^; しかしどうかお楽しみに。

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