Hippo日記

オーディオの事や感動した音楽の話し、お勧めの癒しの音楽など、徒然なるままに書いてみたいと思います。

Evangelist-102開発開始

2019年03月31日 | 製品紹介

 

ブックシェルフ型(10cm2way)の開発を開始しました! 名前はEvangelist-102となる予定です。

あらら、トールボーイの2.5way(Dolphin-1025)はどうしたの?

はい、考えるところがありまして、先にブックシェルフを割り込ませることにしました。(^^

Dolphin-1025用に開発を開始した10cm超硬振動板ウーファーですが、なかなかに良く鳴るので、もっと小型で購入しやすいものを先にしたいと思い立ちました。そして、まだ告知していませんでしたが、4月下旬に中野サンプラザで行われる”春のヘッドフォン祭り2019”に出展するので、既存品のEvangelist-061と一緒に出展してしまおう、という算段でもあります。

写真↑は2wayでの調整の様子です。オーケストラの生々しさは、400万円クラスのスピーカーを蹴散らすクォリティがあります。信じられないでしょう? まぁ、音を聴いて腰を抜かして下さいませ。(笑)

この10cmウーファー(W100A)、既にかなりのクォリティではあるのですが、最終目標レベル(あるべき到達点)というものが分かった気がして来て、もう一息改良して仕上げるつもりです。コーン型スピーカーユニットが100年間引きずり続けている本質的問題点は何か、という事が更に整理されてきて、「なんだそういう事だったのか」という様な分かりやすい解説が出来そうです。でも、きちんと実地結果が出てからお話ししたいと思います。何しろ今まで延々と紆余曲折して来ましたので、十分に確認してからにします。但し、問題点がシンプルだとしても、対策も簡単だという事ではまったくないので、念のため申し上げておきます。(^^

さて、ブックシェルフの試作という事で、なるべく小さな4.5LBoxを試しましたが、さすがに窮屈な音で、もうすこし大きな6.5Lで決着しそうです。それから、コストダウンのために、ご自慢のフローティングマウントは、なんと省略する事に! けれども、ユニットの情報量が非常に多いので、箱鳴りの響きが煩いのなんの。これではW100Aの価値がまったく出ません。それで、Box内部にX-Damperを貼りまくりました。ユニットのお尻にも一個付けています。自作マニアの皆様、(写真↑)写真の様に、ユニットをひっくり返して、Boxにねじ止めしてみて下さい。(←勿論自己責任ですので!)そして、磁気回路部をゲンコツでコンコンやってみて下さい。箱鳴りの汚い響きが良く分かると思います。HiFi(高忠実度)オーディオなどと言いながら、余計な響きを付け加えるのが常態化している現実とは、一体全体どういうことなのでしょうか? 是非ご一考いただけますと幸いです。因みに写真の様に磁気回路部にX-Damperを貼り付けると、箱鳴り音は劇的に低減します。

そして、ネットワーク調整。測定器で荒調整した後は、聴感で追い込みます。勿論タイムアライメントを合わせた6dBのクロスオーバー(アコースティック・スロープ: 電気特性ではなくて音圧特性の事)です。

ところでこのネットワーク調整、自作マニアの方々には安くて便利になった測定器での調整をお勧めする事になりますが、周波数特性をフラットにすることには固執しないで下さい。むしろ聴感調整をやってみて下さい。フラットがベストであると考えるのは大きな間違えであると申し上げておきます。スピーカーユニットは極めて完成度の低い装置であり、色々な癖のある響きを出しますので、聴感補正をするのは当然の事です。或いはフラット特性に補正したがゆえにかえっておかしな音になる場合すらあります。くれぐれも策に溺れませんように!

そして、トゥイーターについても簡単にご紹介させていただきます。見た目で分かる人には分りますので隠しませんが、ピアレス社のリングラジエーター方式のものです。低歪みで高SNな音のウーファーに相応しいトゥイーターはなかなかありませんし、ソフトドーム・トゥイーターでさえ難しいです。そしてこのリングラジエーター方式は、振動板全体がエッヂだけで出来ている様な構造で、言わば膜伝搬型スピーカーの亜種であり、振動板に剛性がありません。なので、静電型などの膜型スピーカーと同様に、歪み感の少ない、角の立たない鳴り方をします。剛体振動板と異なって、解像度や応答感は出にくくなりますが、主要帯域はあくまでW100Aで受け持ちますので、コストダウン(手作りユニットではない量産廉価品)という事ではこれ以上の選択肢は無いと言って良いのものと思います。

 

 

 

 


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