Hippo日記

オーディオの事や感動した音楽の話し、お勧めの癒しの音楽など、徒然なるままに書いてみたいと思います。

超硬振動板10cmウーファー 更に続き

2019年04月11日 | 製品紹介

 

さて、超硬振動板10cmウーファーの更に続きです。前回ご紹介のものでは、音の生き生き感がもう一つで、更に改良を行いました。これまで、あまり効果がないと思っていたコーン円周方向の補強を再度起用し、放射方向のビームの板厚や数量を見直しました。この完成度ですと、スタックスのイヤースピーカーの方が煩く感じるくらいのところまで来ましたし、解放感も出ますので、自信をもって送り出せます。

実は、新しい補強ビームはコーン裏側だけで納まってしまい、(前回紹介の写真↑)表側の補強は不要になりました。コメントをくださったPal様、としろー様、お騒がせしまして申し訳ございませんでした。m(_ _)m

さて、今日は特性値も少しご紹介しましょう。周波数特性に固執する向きが多いので、敢えて触れない事にしていましたが、今日は私の注意している点についてご紹介します。

写真↑が周波数特性で、30cmのマイク距離での2way音圧特性(青ライン)です。フラットネスについては、特に優れているものではありませんが、位相特性(緑ライン)にもご注目下さい。

実はもっと音圧特性をフラットにすることも可能なのですが、今度は位相特性がガタガタになります。誰が言ったのかは知りませんが、聴感では絶対位相は分からないので、一般常識として位相特性は無視して構わない、という事になっている様です。相当な測定マニアでも、位相特性についてはノーコメントなのです。

実は、位相特性も音圧特性も共にフラットにするのは超困難です。タイムアライメントも当然整合させなければなりませんし、全ユニットを正相接続とするべきです。音のナチュラル感や音像定位、ステージ感は全く違います。位相特性が滑らかなのは、ウーファーとトゥイーターの馴染みが良い状態であるバロメーターです。スピーカーが消えて無くなり、向こう側に音像がすくっと立ち上がります。

そして、インパルス応答も綺麗に出ます。(横軸単位はミリ秒)トゥイーターが逆相接続だったりすると、応答波形も崩れます。

来週末の小野路やまいちに間に合わせないといけないので、おしりに火がついているのですが、タイムアライメント(=バッフル段差量)が、位相特性も含めて微調整が必要なので、最後まで決定できません。音質的に決着しましたので、やっとキャビネットに着手できます。さあ急がないと・・・


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