Hippo日記

オーディオの事や感動した音楽の話し、お勧めの癒しの音楽など、徒然なるままに書いてみたいと思います。

後面開放型の何が良いのか?

2015年11月02日 | オーディオいろいろ

 

<Recercareの蘊蓄その3 後面開放型の魅力>

Recercareのミッドレンジ(写真↑ 背面開口より)が、もっともノウハウの詰まった部分ですが、フローティングマウントについてのお話しは沢山アップ済みですから、その他のノウハウについてお話ししたいと思います。

後面開放型と言えば、ビンテージスピーカーの低音の出ないヤツを想像する方が多いかも知れませんね。でも適切に作れば、キャビネットの奥行きが30~40cmもあれば案外低音は出るのですよ。但しRecercareでは、300Hz以上のミッドレンジでのみ採用しています。

バスレフの音漏れでも話題になりますが、キャビネット内部の籠り音の処理はなかなか難しい物があります。この籠り音は結局、スピーカーユニットの振動板を透過して出てきてしまいます。後面開放のすっきりした、文字通り開放感のある音は、正に箱が無い事の御利益ですね。フローティングマウントも同様ですが、箱鳴り特有の音が分かる様になってしまうと、もはやどうにも我慢がならなくなります。フローティングマウントと後面開放の組合せは、言わば究極の雑味の無い音と言って良いかと思います。

雑味の無い音と言っても、音を聴いてナンボの世界なので、言葉の説明でお伝えするのは難しいです!  たぶんこんな感じ・・・

「目の前に現実の生ステージや空間が浮かび上がる感じで、目を閉じないで聴くと、目の前にスピーカーしかないので、一体どこから聞こえてくるのか?」と、違和感を感じるほどです。Mr. Hippoの大口がまた始まったか?(笑) オーディオフェアでは「異次元の世界だ!」という声が複数聞かれましたので、そんなに嘘ではないと思いますが!(^^

それから後面開放(或いは平面バッフル)は、ダイポール特性(要するに後ろにも音が出る)によって独特の音場感が出る、と言われますね。私見ですが、私は「独特」とは思いません。音像の高さ感や定位の生々しさ、音場の奥行き感のリアリティ等々、私のこれまでの(後面開放型ではないスピーカーの)音作りの延長線上にあるものであって、特に違和感は感じていませんし、素晴らしいパフォーマンスだと思います。

まぁ、通常の(後面開放ではない)スピーカーでも回折現象で後ろ側に音が回り込む訳ですから、後面開放型だけがそれほど特別な物と思う必要もないのではないかと。後面開放型の音のリアリティの良さと言うのは、ダイポール特性の御利益ではなくて、箱鳴りによる雑味音が無くなることでの「解像力アップ」が本質ではないかと思います。

さて、じつは後面開放型には特有の面倒な事が付きまといます。写真を見て、何じゃこれは?という部分がありますよね? この話はまた次回に・・・


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