言い訳のこと

綱島の丘の風景を描いてみました!

昔、中学の頃、親父が晩酌の途中、

「お前な、言い訳を糧にして生きてはいかんぞ」

と言った。

親父が突然何を言ってるのか分からないでいた!

親父は、酔っていたんだと思う!

ボソッと言ったその一言が忘れられないでいる。

暗い言葉じゃなく、明るい言葉を吐きたい。

明るい言葉じゃなく、励ましの言葉を吐きたい。

励ましの言葉じゃなく、慰めの言葉を吐きたい。

慰めの言葉じゃなく、ただ傍らで佇んでいたい!

そして、一緒に笑えたら!

一緒に泣けたら!

と思う!

与えること

今日の夕方、鶴見川の橋の欄干で、

ひとり佇ずみ、夕陽が沈んでいくのをずっと見ていた!

12年前、すべてを失ったように思った時、

「ボクに人に与えるものをください」

と天に祈った。

すると、12年経って、

ボクに笑顔と絵を描くことと、折り紙と、コントをやることと、歌や踊ったりすること、またしせつのおじいちゃん、お婆ちゃんの移乗、オムツ交換、食事介助!

を与えてくれた!

天はボクの願いをきいてくれたんだ!

生きること2

色を入れることは、光を入れることなんやろなと思う!

12年前、ボクの会社が倒産破産し、ボクは漆黒の闇を彷徨っていた!

呼吸が粗く、いつもドキドキ。

酒浸り、不安と焦燥、在らぬ妄想の日々。

おまけに体重は15キロも減って、鏡の中の自分に、

「お前は誰だ?」

でもその時、生きることは息ることなんやないかと、つくづく思い知らされたように思う。

息を整えることは、生きを整えることなんやないか?

「天の父さま

どんな不幸を吸っても

吐く息は感謝でありますように

すべては恵みの呼吸ですから」

河野進さんの詩が降りてくる。

生きること

何故なんやろか?

人が並んでいる状況が気になる。

バス停や駅のプラットフォームに並んでいる人々を見ると、

「あゝ、みんな生きてるんやな」

と思う!

プラットフォームで佇む人々、これから旅立つのか!それとも旅から家に帰るのか?

それぞれの心模様を考えてしまう。

そんな生きている瞬間を描きたいと望んでしまう!

切り撮った写真のような絵が描きたい!

生きることは、息ることと思って10年ほどなる!

お腹を引っ込めて長く息を吐く、今では20秒ほど息を吐いて歩けるようになった!

息を潜めて生きるより、息を吐ききって生きたいと思う!

アルデンテのこと

なんかこんなん描いてみました!

アルデンテって、麺の芯が糸のように固くなっている茹で加減なんだと思っていた!

でも、料理の本を読んでビックリしてしまう!

アルは応えるという意味で、デンテは歯のことなんだとか!?

アルデンテはイタリア語で「歯応え」という意味だと、知ってもうビックリ!

イタリアでは、南部は固く、北部は柔らかい麺を好むのだそうだ!

いつもの立ち飲み屋!

絶品のナポリタン。

その麺の限りなく柔らかさが!たまらなく旨い!

初めて食べた時、

「茹ですぎジャン」

と思ったけど、その茹ですぎにハマってしまう。

麺とソースが絶妙に絡んでいる。

ボクには最高のアルデンテなのだ!