ガタンゴトンのこと

何処かで見たような風景を描いてみました!

橋の欄干から鉄橋を渡る電車のガタンゴトンという音を聴くのが好きだ。

電車が通り過ぎる僅かな時間、なんとも言えないクオリア（感覚の質）が降りてくる。

懐かしいような、

哀しいような、

嬉しいような！

先日、聴き慣れない空虚なガタンゴトンを聴いて、立ち止まって電車を見てしまう。

電車には誰も乗っていなかった!

人の重みで音ってこんなにも違うんや!

人の思いが重いになり、微妙なクオリアを生み出す。

ガタンゴトンにそんな感覚を覚えて、手を合わせてしまう。

僅かな幸せな時間に感謝！