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一周忌

2008-08-19 22:42:45 | 芝居
一周忌だ。まったくもって一年経った実感はない。ホントに、今でも、油断すると「あ、これ千春さんに聞こう」と思っていたりする。

千春さんを偲ぶ会に出席しようと風スタに向かう。日曜日から盛岡入りしているK-るも来る予定だ。家のカミさんも千春さんにはいろいろと世話になっているので、ホントは一緒に出たいところなんだけど、やはり二人の子どもの面倒は、まあどちらかが見なければならない。

そんなカミさんもやっぱりなんかしなくてはいけないと思ったようで、行ったことはないんだけど、墓参りをしてこようとしたらしい。実は俺もお墓には行ったことがなくて、実際どんなところなのかは良くわからない。

ただ、この辺にあるらしい、という情報は得ていたので、それをカミさんにメールで伝えると、仕事の帰りに寄ってみるという。
変な天気で、雨が激しく降ったり止んだり、日が差したりかげったり。確かお葬式の日もそんな妙な天気だった。

結局カミさんは、お墓を見つけられず、供えようとした花を持ち帰ってきた。まあ、天気もひどかったし、気は心ってことで。千春さんも勘弁してくれるだろう。

風スタで黙祷を捧げ、いやまあ、始まる時間に来なかったKんさんが、あとちょっとで行くから待っててくれと連絡をよこし、しばらく待ってからだったのだが。そんなKんさんだが、千春さんに捧げる短歌を3つばかり作ってきた。

Kんさんが作る言葉は短ければ短いほどいい。詩もいいが、短歌はもっといい。もしかして俳句はさらにいいかも知れない。そしてもしかして一番スゴイのは「沈黙」かも知れない。

そして、場所を黄金の魚に移動し、千春さんを偲んで飲み会。
途中、腹の調子が悪くなった俺は、個室に座ることになったのだが、そこで、結構大変な目にあった。まあ、それは冒険と言ってもいいようなネタなのだが、とても長くなりそうなので、気が向いたときに書いてみようと思う。

実際は、5分もあるかないかという短い出来事だったのだが、こんな短時間によくもまあいろんなことを考えるものだと、我ながら感心した。

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