■ 維新の会を率いて選挙を圧勝した橋下徹新大阪市長（元大阪府知事）の表と裏を探る。
ご承知の通り、大阪市長選挙が11月27日に行われ、「大阪都構想」を掲げ「大阪維新の会」率いる橋下元大阪府知事が現職だった平松邦夫を大差で破り当選しました。
また大阪市長選挙の為、橋下徹の辞職に伴い行われた大阪府知事選挙でも橋下氏の大阪維新の会である松井一郎氏がこれまた圧勝しました。
これで大阪は橋下王国の様相を呈して来ました。
各メディアから伝わる雰囲気を見ていればこの結果は多くの人が予想出来た事でしょう。
「橋下さんなら、なんかやってくれそう」
こんな期待が持てるような雰囲気があるのは確かでしょう。
じゃあ、この橋下氏はどんな人物なんでしょうか。
本当に期待してもいいのでしょうか？
ちょっと探ってみましょう。
■ 弁護士、テレビ番組で有名に。
ご存じのとおり、'テレビ番組「行列のできる法律相談所の最強弁護士 軍団」として有名に。
この軍団からは、自民党にいる北村弁護士も議員になってますね。二人も凄いですね。
余談ですが、こういった「マスコミ芸能」で有名になることで選挙で超有利になって当選するってどうなんでしょうね。
少なくとも政治家になりたければ、一生懸命、理念を磨いたり、政治を勉強したりするよりも、
芸能人になった方が断然有利で近道ですね。
この軍団から出た政治家二人も単なる無名の「弁護士」だったらおそらく当選しなかったでしょうし、そもそも政治家になろうと思わなかったのではないでしょうか。
そういえば、「柔道で五輪目指しながら片手間に政治家やります」ってビックリ発言しながら、それでも圧勝で当選にてさらにビックリさせてくれた、ヤワラちゃんって今何してるのでしょうか？
全然音沙汰ないんですけど、仕事してるんでしょうか？
■「国歌君が代起立問題」で、保守層が称賛
記憶に新しいところで、やってくれたのが、
反日左翼教師らの「俺、教師だけど卒業式で君が代歌わないし、起立もしないよ」
というふざけた言動を一喝し、条例まで定めた国歌起立条例。
日頃こういった不逞サヨク教師に鬱憤が溜まっていた保守層からは
「橋下さんよくやった！」
とかなりの拍手喝采になりましたね。
反日左翼教師を強引にねじ伏せた橋下氏に対して
「橋下は真の保守・愛国政治家だ」
こういうイメージが出来上がりました。
■国家君主、天皇陛下に対する敬意
そしてもう一つ、保守層のハートを掴んだのが、この動画。
日本が世界に誇る国家君主、天皇陛下に対する敬意溢れる言動。
橋下知事「天皇皇后両陛下から園遊会に、緊張して言葉が出なかった」 ← ここをクリック
大阪府知事として天皇陛下に園遊会にお呼ばれした時の模様。
緊張・興奮する橋下知事に、国家君主天皇陛下に対する敬愛心・忠誠心が感じられる。
この出来事も橋下氏を真の愛国・保守系政治家としての信用を確立し、保守層人気を大きく伸ばした訳だ。
良いじゃん、橋下、彼なら日本をサヨクから守れるんじゃないか！
しかし、ある疑問も残る。
今まで、まさに日本をサヨクから守る為に尽力した政治家、麻生太郎や安倍晋三の両元総理などは例外なくマスコミに叩かれ失脚に追い込まれてきた。
当然である
マスコミ＝サヨクの宣伝部
なんだから。
サヨクにとって不都合な愛国保守系政治家は徹底的に潰される。
しかし、この橋下氏はなぜかマスコミは比較的好意的に報じられ、彼の人気の片棒を担いでるように見える。
橋下氏には知事時代にWTC移転の件で、大失態を演じてます。
今後３０年で１２００億円の維持費がかかるとの試算もされているこの失敗プロジェクト。
この件に関しては、橋下氏はブログを含めて釈明・弁明されていないと思います。
本来ならマスコミの恰好の叩き材料のはずですが、ダンマリを決め込むマスコミ。
愛国保守系政治家でしかも大失態もあるのになぜサヨクマスコミに叩かれない？
何故だ？？？
時間がないので明日に続きましょう。