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本当にあった怖い話

2017年10月14日 | 徒然なる日々

今年の夏休み、私が本当に経験した背筋が凍る怖い話です。

 

私、別に霊感とかあるわけじゃないけど、「なんかここ、居心地悪いな…」って感じる場所があるんですよ。

例えば、ここの空気感苦手だなーと思っていたら、実は平家伝説があることだったり、

開発する際に事故があって犠牲者が出た場所だったり。

そんな大それたところじゃなくても、なーんかここ通りたくないよな~って場所があって、

家の近所にもいくつかそういう場所があります。

 

家の近くのサイゼリアがある辺りもその一つ。

あんまり好きじゃないの、その辺り。

 

でも、夏休み、家だと勉強できないというティガーが「勉強を朝はマック、午後からサイゼリア」というルーティーンだったのね。

基本的には自転車で行っていたんだけど、今年の夏は雨が多くて、大雨だと、車で送って行って、指定の時間に迎えに行っていました。

 

その日もしとしとと雨が降っていました。

ティガーが夜8時に迎えに来て、というので、サイゼリアまで行きました。

 

駐車場に着くと、まだティガーは出てきてなくて、ちょっと待つことにしました。

 

その時、右の窓の辺りに違和感を覚えたんです。

なんだか身体を大きく動かすのが怖くて、そーっと、目だけを右の窓に向けました。

すると、窓に黒い影が動くのが見えました。

 

身体が固まって動きません。

ヘンな汗も出てきました。

 

 

それは、なんと、

 

 

 

 

 

大きなGだったのです。

Gじゃわからない?

ゴキ○○よっ!!!!!!!!!

 

 

かなり大きいサイズ、黒黒と光ってる。

 

あまりの恐怖が目の前に現れると、人間って、「これは現実じゃない」って勝手に脳内修正するのね。

 

Gは、実際には私の頭の横、約20センチのところにいるはずなのですが

私には1mくらい先にいるように見えました。

 

私は、叫ぶこともなく、

「これは、サイゼリアから飛んできて、窓の向こう側にくっついてるの」

と認定しました。

 

でも、待ってよ~~~

だったらなんで背中見えるのよ~~~~?

 

とにかく、窓を開けて外に出そう。

でも、下手に開けてこっちに突撃してきたらどうしよう???

もうパニックになりながら、窓を開けようとするのですが、どのボタンを押したら、運転席の隣の窓が開くのか

わからなくて、サイドミラー閉じてみたり、後ろの窓開けてみたり。

 

最終的に運転席の窓を少し開けたら、意外とすんなりと出て行ってくれました。

 

しばらく放心状態で、心落ち着かせて、家路に着きました。

 

冷静になると、

一体いつからご一緒していたんですか?

どこにいて、いつごろから、窓の上部にいらしたんですか?

気づいたのが、駐車場について、車を止めてからで本当に良かった。

もし、運転中だったら、もしかしたら、大事故になっていたかもしれない。

私がパニックになって、Gが車の中を飛び回って、最悪、座席に落ちるとか、服の中に…

 

ぎゃ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

私が死ぬ分には構わないけど、そんなことに巻き込まれた人がいたらと思うと

本当に恐ろしい。

 

霊なんかより、よっぽど怖い、私がこの夏経験した本当にあった話でした。