水窪の小さなじゃがいも

2009年06月29日 | Weblog
浜松市のいちばん北部の山間部、
長野県境に旧水窪町(みさくぼちょう)があります。

ここは、私が長年仕えた熊谷弘元内閣官房長官のふるさとでもあり、
私も水窪のみなさんには、ほんとうによくしていただいて
”第2のふるさと”と思っているところです。

その”水窪のじゃがいも”を水窪出身の友人からいただきました。
水窪のじゃがいもは、小さいのが特徴です。
わたしは、このじゃがいもが大好きなんです。
味も姿も、その深い"存在意義"も。

なぜ小さいか、というと、
山間部の傾斜地につくった畑は石が多く、
じゃがいもが伸び伸びと大きく育てない、
という悪条件があるからだそうです。
でも、この小さい”水窪のじゃがいも”実は本当に美味しいんです。

このじゃがいもを見ると、
かつて、熊谷先生が言っていたことをよく思い出します。
『このじゃがいもはなあ、見てくれは悪いかもしれないが、
石ころだらけの条件の悪い畑でも、必死になって育ってきた強さがある。
苦労するということは、強さになり、濃密な味となって出てくるんだよ。
人間もこうでなくちゃなあ。なあ阿部君。苦労はしなさいよ』

このじゃがいもの味には、本当に水窪のひとたちの汗がしみこみ、
愛情がしみこみ、魂がしみこんだ、濃密さを感じます。

私たち現在日本人は飽食に慣れすぎていて
こんな”おいしさの裏側が感じる心”を失いがちです。

”失ってはいけない大切なもの”は、
ほんとうにたくさんあります。
それらを、しっかりと子どもたちに伝えてゆくこと。
そしてこれからの日本を、静岡県を、ふるさとである地域を、
創ってゆくときには、しっかりと織り込んでゆくこと。
そんなことをちゃんと心掛けてゆこうと
あらためて感じさせてもらった、
”小さなじゃがいも”の味です。

久しぶりに出会えたことに感謝です。
ホントにありがとうございました。




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知事の時代

2009年06月28日 | Weblog
毎日のニュースや報道番組ではさかんに
宮崎の東国原知事や大阪の橋下知事の動向が注目されています。
主に、自民党の国会議員出馬や応援の要請を受けての
報道ですが、「人気さえあればとにかくすがる」という
自民党の姿勢については冷ややかにみています。

ただし、この事象は良いこともあるのです。
二人が共通して訴えているのは「地方分権」。
これはとても重要です。地方の現場でこの「地方分権」に取り組む
(地方から言わせると「地方主権」と言いたいですが)
我々としては、願ったりかなったりです。
いままで「地方分権」といっても「?」というのが
国民・県民の反応だと感じています。
でも、こうして二人が声高に叫んでくれることで、
”時代の歯車”が確実に回りはじめていることを感じます。

私は、国会議員の秘書としての16年間、
多くの意志ある国会議員のみなさんが、この「地方分権」という
テーマに臨みながら、本当に地方の気持ちがわかっていなかったり、
”永田町や霞ヶ関の論理”に押しつぶされてゆくのを見てきました。
ゆえに、”中央からではこの国は変わらない”ということを
さまざまな角度や検証から唱えているのですが、
今回の事象はまさにその表れであるのかもしれません。
「やはり地方のことは地方が主導的に」と、いうことです。

都道府県知事は47人。
まさに平成の”47人の義士”がこの国を動かすことになると、
私は確信しています。今こそ”知事の時代”の訪れです。

ゆえに、現在選挙戦真っ只中の静岡県知事選挙も
有権者のみなさんにはよく「遠い感じがする」と
言われてしまいますが、実はとても大切な選択であるということを、
あらためて訴えてゆきたいと思っています。

”新しい風”を、”知事の時代”を、ここ静岡県からも!

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銀河を包む透明な意志、巨きな力と熱

2009年06月27日 | Weblog
私の事務所の机に飾っている言葉があります。

『われらに要るものは
  銀河を包む透明な意志、
    巨きな力と熱である』

これは、宮沢賢治の『農業芸術概論』の一説です。
この言葉には、盛岡で絵葉書で出会いました。
とても魅かれながら、『銀河を包む透明な意志』とは?
という疑問にかられて、『農業芸術概論』を読みました。

結論としては、「個人の意識改革」。
「一人一人が銀河系を意識するような心持で物事を考えるべき」
ということを賢治は訴えたかったのだろう、と感じます。
「意識を進化させること」それを説いたのだろうと思います。

さて、この「意識の進化」はすべてのことにつながってきます。
ひとりひとりの生き方。そして政治についても同様。
そして、それを実現するために必要なものが
やはり「巨きな力と熱」なんですね。
「大きな」では足りないので「巨きな」なんだろうし、
やはり「熱」は不可欠です。

机に座るたびに見つめる言葉です。
この言葉にもまちがいなく「言霊」があるんですね。
いつも勇気をもらっています。
  

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歴史を繰り返す

2009年06月26日 | Weblog
「歴史は繰り返す」という言葉があります。

そう、不思議なことに”歴史は繰り返す”んです。
このブログでも何度も書いてきているように、
日本の歴史を振り返ると、時代の変革、時代を回天するときは、
必ず地方から攻めあがってきた勢力が時代をひっくり返し
新しい時代をつくったのです。
源平時代は西国の平氏と東国の源氏。
鎌倉時代は東国の源氏と北条氏。
室町時代を作ったのは、上野国の足利氏。
戦国時代は言うにおよばず地方の群雄割拠から
尾張の織田、そしてその家臣だった豊臣、
で、江戸時代は三河の徳川氏。
そして明治維新は薩長土肥という西国からの火の手が
時代を動かしました。

今まさに日本は時代が変わろうとしています。
この火の手をあげるのはやはり地方。
東京にいてこの国を動かす、国会議員や中央官僚は
あくまでも上から目線で地方を見下しています。
口では「地方分権」だ「地方主権」だとは言いますが、
しょせんは地方の現場で下積みをし汗をかき、
苦労と屈辱を身体に刻み込んだ人間でないと
この変革を成し遂げられないだろう、と痛感します。

だから我々県議会議員は主体的にこの知事選挙において
候補者選びにかかわり選挙にもかかわっています。
地方に根を張り、地を這い、地域を知りぬいた我々が
やらずして誰がやる、そんな気概で臨んでいます。

地方は国の手下ではない。
地方が主体的に存在し、その合意の上で国が存在する。
そんな考え方に意識改革をするのが”次の時代をつくる”
ということだと思います。

我々がめざすのは、そんな地方と国の関係だと
考えていただければよいと思います。
たとえば具体的にわかりやすく言いますと、
今ある「地方交付税」という制度がありますが、
これは中央政府が地方から巻き上げた税金を地方に分配する
という制度ですが、これを「中央交付税」にする。
外交・防衛など国がやるべし、と地方が認めた仕事ののためには
地方が分担し合って中央にお金を出しますよ、というような
逆転の発想です。

かつて、福沢諭吉がいみじくも『分権論』のなかで
このように書いています。
「分権と分財は一体でなければならない」と。
仕事だけ渡すのではなく、財源(税源)も渡す。
それをしなければ「分権」ではないのです。
明治9年に書かれたこの『分権論』が
いまだ実行されていないというのが、
”中央からでは時代は変わらない”という
紛れもない証拠ではないでしょうか。

今こそ、歴史を繰り返さなければならないのです。
”維新は地方から発す”です!
主役はあくまで国会議員や国会ではなく、
まして霞ヶ関の中央官僚でもなく、
地方に住むおひとりおひとりの生活の中での叫びであり、
その地方の代弁者としての我々地方議員の仕事だと痛感しています。

この強固で明快な意志のもと行動をしてゆきます!

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富士山静岡空港も梅雨空でしょうか・・

2009年06月24日 | Weblog
富士山静岡空港が開港して20日がたちました。

・・・うーん
「梅雨空ですねえ」という感じです。

新型インフルエンザの影響と世界不況の影響で
チャーター便のキャンセルや定期便の減便、
心配された福岡便での搭乗率補償の目標数値の割り込み、
そして濃霧による離着陸の不能など問題点が
さっそくでてきています。

滑走路が2500Mに戻り、本格開港できれば
濃霧時の誘導離着陸もできるようになり、
多少の改善は望めますが、搭乗者数の増加は
まだまだ努力が必要です。

今年は、このブログでもお知らせしましたとおり、
空港に関連する常任委員会である「企画・空港委員会」。
そして、「海外就航利用促進特別委員会」に配属され
いわゆる”空港問題対応議員”です。

開港1ヵ月の数値がまとまったら、
じっくりと解析し、対応策をじっくりと研究したいと思います。

空港は”使いよう”だと私は考えてきました。
幸いにして、富士山静岡空港には、
首都圏に近い、東海道の交通の要衝にある、
県民の海外旅行者数が多い、
県内の航空物流が多い、
などなど他の地方空港と比べたら(申し訳ありません)
明るい材料が結構あったりします。

これをどう使うか、どう組み合わせるか、
それをしっかりと議論し実行しなければなりません。

また、富士山静岡空港へのご意見ご要望、
またはアイディアがございましたら
ぜひともいただきますようお願い致します。
開港した以上、良い空港にしてゆかねばなりませんので。
私もしっかり取り組みます!




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圧力をかける政治は終わる

2009年06月23日 | Weblog
「圧力」という言葉があります。

嫌な言葉ですね。
私は、反抗心旺盛で、闘争心が燃えるタイプですので
「圧力」は大嫌いです。

もともと私はこう考えています。
私たち政治家が有権者のみなさまからご負託をいただき、
貸し与えていただいている「政治権力」や「権限」とは
”強いひとのためにあえて使うのではなく、
はからずも弱い立場に陥ってしまった
ひとや地域のために行使するべきだ”
と考え、そのように実行してきたつもりです。

選挙となるたびに、業界団体に圧力をかけたり、
相手陣営の邪魔をするために弱みにつけこんだりしてくる
勢力があります。
そんな、あいかわらずの選挙手法は、見ていてうんざりしてきます。

「もうそんな時代は終わりましたよ。
有権者のみなさんは、ご自身の目で見て、耳で聞いて、
頭で考えて判断を下す成熟した時代になりました。
もっと建設的な意見交換や議論をしましょうよ」
と、言いたくなります。

”地方の現場”では、もうみんなそうわかっているんだと思います。
直接そんな会話をあちこちでさせていただくたびに、
時代の変革の胎動を感じる今日この頃です。


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インターネット選挙の課題

2009年06月19日 | Weblog
インターネット選挙のことを昨日書きましたが、
インターネットには確かに落とし穴や虚報(ガセネタ)が多いのは事実です。

かつて、民主党はその虚報をもろにつかまされて
失敗をした苦い経験があります。

選挙となると、あることないこと(とくに2ちゃんねるなどに)
いろんな情報が錯綜します。
これらの真偽をしっかりと見分けることは、
当然当事者にされたひとはわかるのですが、
意図的な攻撃がなされ、よく”ブログ炎上”とかなどという事態に
陥ると大変なことになってしまします。

ゆえに、最近はずいぶんと危機管理が進んで
発信者の特定もできたり、発信者を法的に訴えることも
できる体制も整ってきました。

きっとインターネット選挙を解禁してゆくには、
これらのネガティブな手法を生業とする悪質な連中や
それらの行為に決定的な打撃を与えるようにしてゆかないと
なかなか真実が伝わらないのかもしれません。

これらについての法整備、条例整備を進め
「もっと便利で安全快適なインターネット環境」をつくるべく
努力をしてゆかねばならないなあ、
と痛感いたしております。



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ついに、静岡県知事選挙告示!

2009年06月18日 | Weblog
本日静岡県知事選挙が告示されました。
7月5日までの17日間の選挙戦が戦われるのですが
この間候補者個人に関する書き込みを控えなければなりません。
俗に言う「インターネット選挙」については賛否両論があり、
いまだ「グレーゾーン」が多いまま解禁をされていません。

本来ならば、有権者の皆さんの関心も高まり、
それぞれの候補者の政策やひととなり、選挙戦を通じての
訴えの内容や議論の詳細といった情報は開示されるべき、
と私も考えているのですが、現在のところは残念ながら
それもかないません。

よって、通常の私の活動や考えその他諸々のブログ内容となりますが
「急に知事選の話題が無くなったゾ。何してんだ!?」と
お感じになる方もあるかと思いますので、
あらかじめお断り申し上げます。

さて、この知事選挙は本当に熱い戦いになりそうです。
各候補、各陣営ともしっかりとした論陣を張って
静岡県の未来を考えてゆくことだけは共通した目標です。
ぜひ、有権者のみなさまにおかれましては、
よーく吟味のうえ、良い選択をして下さい!
お願い致します!
まずは、「選挙で投票をする」という権利をぜひ行使していただくこと。
これが一番大切です。

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維新は地方から。川勝平太が静岡でやる!

2009年06月17日 | Weblog
静岡県知事選があす6月18日告示されます。

衆議院の任期が残り3ヶ月を切っただけに、
「衆議院選挙の前哨戦」というタイトルがつけられがちですが、
もちろんその側面があることは否定しません。
でも、この選挙は静岡県の未来、地方の未来がかかっている
大切な選挙であることが第一義であると私は認識しています。

静岡県は日本の人口の3%を占める380万人県民と、
県の総生産額は国内総生産の3%を占める全国10位、
これはマレーシア、ニュージーランドの総生産額を上回る数値です。
「雄県」という名で呼ばれることも多いわが県は
”平成維新”を起こすとすれば、明治維新における「薩長土肥」と
なりうる力のある県であることはまちがいありません。

私の持論は”維新は地方から発す”です。
日本の歴史を紐解くと、時代の転換点”回天”は、
必ず地方から都(中央)に攻めあがって成し遂げられています。
16年間国会議員の秘書として永田町で改革を待ち望み、
仕えた代議士とともに闘ってきましたが、
やはり”歴史は繰り返す”なのか、抜本的な改革である
”回天”は成らず、悔しい思いをしてまいりました。
ゆえに、達した結論は”維新は地方から発す”なのです。

県議会議員にしていただいて2年半。
”この県は十分に維新をおこせる”という確信は
強くなってきました。この県の県議会議員をさせていただいて
本当に幸せであり、本当に静岡県民であったことに感謝する日々です。

そして、この県知事選挙。
ただの地方の県知事を選ぶ選挙ではありません。
前述のとおり、平成における維新、「地方主権」への
道筋をつけるリーダーを選ぶ選挙でもあります。
私たち県議会民主党若手議員団は1年以上前から
この大事業に着手し、そしてすばらしい候補者、
世界を知り日本国を背負う男、そして筋道を通す
”義の人”川勝平太氏にご英断をしていただきました。

「身を捨てて」という言葉は、なかなか心底言える言葉ではないでしょう。
この言葉を最初に発したのは川勝さんです。
『私の信ずる生き方は、
”世のため人のために尽くすことが、ひととしての最高の道”です。
ゆえに、いままで生きたすべてを賭けて380万静岡県民に捧げたい』
と、出馬決断会見で凛として語られました。
今、この言葉を”絶対この選挙を日本のために、静岡県のために勝ち取るんだ”
と、口にする県議や仲間が続出しているという事実があります。
ぜひこのことはブログを読んでいただいていらっしゃるみなさまには
お知らせしておきたいと思います。

日本人のDNAに流れる武士道の精神。
この戦いには本当の大義があります。
この大義のもと、正々堂々と戦い抜いて、
本当の次の時代の静岡県と日本を川勝平太さんとともに
創ってゆきたいと思っています。

”われに義あり”
本当の改革を我々とともに!

告示前夜をそれぞれが、
それぞれの壮烈な決意の元
粛々と背水の陣を敷いています。
静かなる決意と、裏切らない仲間の存在を確認しつつ。

この日本を変えるであろう、
静岡の未来を必ず切り拓くであろう、
戦いに臨めることに深く感謝をしつつ、
必ずや勝ち抜いて、未来を拓く所存です!



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静岡県知事想念

2009年06月16日 | Weblog
申し訳ありません!
ブログの更新がまったくできていませんでした。

このところ知事選挙一色でみんながんばっています。
我々民主党および民主系の議員でつくる議会会派「平成21」は
本当に今の静岡県に必要な川勝平太さんを擁して、
あさってからの知事選挙の準備を進めています。

『静岡県のために』
これは、我々が県議会議員である以上
全員がまちがいなく言葉として発し、県民のみなさまにお約束して
議員としてのご信任をいただき議会活動をさせていただいています。
ゆえに、この静岡県の舵取りをする知事を選ぶ選挙は、
本当に真剣に候補者選びをし、そして選挙戦に臨むのは
当然のことであると思っています。
その選挙に、日本を背負える知識とご人徳の持ち主である
川勝さんがご決断をいただけたのは、静岡県にとって
”天恵”とも云えるものであり、
今日も多くの同僚議員から、ほとばしる熱意や情熱、
鬼気迫る形相での目いっぱいの取り組みと、
我々は自分の選挙以上に全勢力を傾注してこの選挙に臨む所存です。
スタートは遅れましたが、獅子奮迅の戦いを団結力と突破力で
存分にお見せいたします。
もとい。戦いを見ていただくのではなく、
静岡県の夢と未来を見ていただくのです。
我々は”静岡県に理想の日本を創る”ために
働かせていただいているのですから。
しっかり取り組んでまいります!

さて、昨日から6月議会が開会し、昨日今日の2日間だけは
緊急経済対策関連の先決事案だけを審議しました。
あとは、新知事のもとでの7月24日の再開まで休会となります。
また今日は、石川嘉延知事の退任ご挨拶がありました。
長年のご労苦と県政へのご尽力に心からの敬意を表します。
石川知事のめざした「富国有徳・創知共働」の理想は
しっかりと継承して、実現に努力をしてまいりたいと思います。

ひとつ言える事は、
去る人も、これから県政を担おうとされるかたも、
現在県議会議員の我々も、皆この静岡県を愛するという思いはひとつ。

本当に、住んでよし、学んでよし、働いてよし、訪れてよし、
というような理想の静岡県を創ってゆきたいと、
重ねて実感する今日この頃です。

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