静岡文化芸術大学 薪能

2018年10月04日 | Weblog

恒例の静岡文化芸術大学の「薪能」。

今年は雨模様でありましたので、残念ながら講堂での「ロウソク能」となりました。

文化芸大の工夫による「ロウソク能」ですが、これはこれで悪くはないのです。

本当に指導教員および学生のみなさまのご努力には頭が下がります。

 

演目は四番目物「求塚」。

大和物語の出典と伝えられていますが、学生時代から国立能楽堂で能を観てきた私も、

初めて観ました。事前解説をしてくださるのですが、聞いていて、

すでにこの時点で”重い”物語だ・・・と感じましたが、個人的には見ごたえのある舞台でした。

ただ、鑑賞後確認したところ、『内容があまりに陰惨なため各流派で、長らく上演が絶えていた』

との解説があり、さもありなんとも感じる演目でした。

あらすじは「二人の男に同時に求婚され、決断できず自決した女。死んでもなお、

二人の男は女の塚の前で刺し違えて死に、女は救われず地獄の業火に焼かれ苦しむ」

という内容で、逆にいうと、”能舞の所作や能面の表情をこころで読む”本来の能の深さを

感じることのできる演目でもありました。

 

浜松で、能を観られること、学生がさまざまな準備にかかわるこの舞台、

とてもよいものだといつもながら感じます。今後も続けたい素晴らしい行事です。

今年足を運ばれなかったみなさまも来年はぜひ!

 

 

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