春のセンバツ高校野球に母校、大館鳳鳴が初出場。

我が母校の大館鳳鳴高校（おおだてほうめい）が
今年春の選抜高校野球（センバツ）に、
21世紀枠で選出されて出場を決めました。

春夏通じて初の甲子園、学校創立113年目での甲子園切符をつかみ、大館市からは初の甲子園。
（私は隣の鹿角市（かづの）出身。小中はそっちで高校は鳳鳴に汽車通学。OBにオフコースの大間ジローとか）
ちなみに（ある意味誇りにしていますが）こういう学校名ですが、県立高校です。地元や学生は「ホウメイ」と呼びます。

かつてから秋田県内の高校野球で上位争いをし、
数年前は2年連続で夏の大会決勝進出をしたりとあと一歩でした。
それが今回秋の県大会を制し、東北大会では初戦敗退も青森山田（準決勝で優勝の東北に敗れる）に接戦、
そして21世紀枠に2度目の候補として名を連ねて、選出されました。
21世紀枠は、ここ2年東北勢が続いていたから難しいかな、と思ってましたけど。
進学校、ボランティア、雪、そういったことへの評価ですかね。

ちなみにそれ以前にも甲子園のチャンスはあり、1991年秋の東北大会ではベスト4。
準決勝で当時東北では無敵だった仙台育英に接戦で敗れ、センバツを逃しているのが記憶に新しいところ。
夏は後にタイガースで活躍した竹内昌也率いる本荘高校に準決勝あたりで接戦の末負けたことも（本荘は甲子園出場）。

まず、このことについては率直にうれしいです。
是非頑張ってほしい。
勝って校歌が流れれば最高ですが、そういうのはプレッシャーにしかならない。
実力では東北初戦レベルの学校が勝つとかおこがましい。

かける言葉があるとすれば、まず全員体調よく試合を迎えること。
そして目指すのは先攻ならまず出塁、そして2塁、そして1点。
後攻ならまずストライク1つ、そして1アウト、2アウト、3アウト。
そしてバントは落ち着いてすること、守備も送球も落ち着いてやること。

それだけですよ。
でもね、それができれば決して恥ずかしい試合にはならないと思います。
負けてもいい。でも、いい試合だったと言える負けをしてください。

今年のセンバツは名前を見るだけでも恐ろしい、強豪私学高校がズラズラ。
特待生制度が明文化された世代が、強豪校ネットワークで強化育成され、その結果のこのメンバー。
それを悪いなんて言いません。選手は必死なんですから。
その中に21世紀枠という立場で出場。名前負け、気後れ。当然あるでしょう。
実力的にも32校中の32番目でしょう。他の21世紀枠は新潟県と徳島県ですから決して野球が弱い地域じゃない。
とはいえ試合するのは同じ高校生。技術以上にメンタルの強化が必要かもしれません。

21世紀枠がどうのとか、高校野球の問題点はここでは触れませんが、
選ばれた以上は、出られる以上は、頑張ってください。
あの校歌が勝ち負けはともかく、甲子園で流れる日が来るとは。いい曲なんですよ。

甲子園、仕事の都合がつけば行きます。
つかなくても行きます。
そして、全国に「大館鳳鳴」は「おおだてほうめい」と読むことを、まずは知らしめてください。
そして、


いろいろあれこれ言いましたが、
1勝してほしい気持ちは当然あります。
頑張れ！！

センバツは3月23日から阪神甲子園球場で開幕です。