おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

テオくん、あそぼ

2020-02-19 11:30:34 | 福島

 昨日は朝から雪が舞い、あっという間にあたりが白くなった。

 このまま行けば積もるんじゃないかと思ったが、気温が高いせいだろう、降っても降ってもすぐに溶けてしまって、夕方まで降り続いたにも関わらず雪は溶けてしまった。これではとても二月の東北とは思えない。地球温暖化の影響で、今や福島でさえ九州の冬みたいなものである。

 強い風が吹いているものの、今日は朝から晴れ間も覗いている。

 今年はコロナウイルスの流行のせいで、各地の観光地に閑古鳥が鳴いているという。雪も少ないし、こういう時こそ出歩くのもいいかなと思うが、どのみちテオがいるので人ごみに出かけて行くことはない。どこか良さそうなところを探し、梅や桜の花を満喫しに行こうと思う。

 朝食後、掃除機をかけていたらテオが何やら吠えまくっている。どうしたのかと見にいくと、庭先に何かいるようだ。

 そっとテオの吠える先を見てみると、そこには吠えられても動じず、こちらの様子を伺っている猫がいた。この猫は最近近所の人が飼うようになった野良猫だ。飼うようになったというより、飼うしかなかったというのが正しいだろう。その家には愛護センターから引き取った3本足のジョンくんがいるのだが、散歩の時にその後をくっついてくるようになり、終いには家まで来てジョンくんと一緒に寝るようになったというのだ。これでは飼わないわけにはいかない。

 ある時散歩の途中ではぐれたと言い、飼い主さんが心配していた。後日顔を合わせた時にどうなったか尋ねると、ちゃんと戻って来たと嬉しそうに話していた。

 そういう猫なので、犬に対しても恐怖感は抱かないらしい。かえってテオの方がビビっている始末である。近所を散策中、庭でウロウロするテオを見かけてやって来たのだろう。きっと、「テオくん、あそぼ」と誘いに来たのだろう。

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