憂鬱な季節到来

 

今年も憂鬱な季節がきました。

梅雨でジメジメしてる？いいえ。

夏が来て暑い？いいえ。

喜多方市のイベント月間が始まったんですよ。

今は、レトロ横町なるイベントをやっております。

 

レトロ横町は昭和の車や家具などを展示したり、

色々な露店が出たりしています。

イベント自体には何ら文句はないのですが、いかんせん我が家は

町の中心部にあるので、何かイベントがあるといつも

「車庫近辺が歩行者天国になる」

のです。

つまり、前日に移動しないと車が使えなくなるんです。

その度に知り合いに頭を下げて車を停めさせてもらうのがイヤなんですよ。

家はサラリーマンで商店ではありませんから、どれだけ家の前を

通行人が通ろうとも関係ないですしね。

 

8月の2日には北諏訪神社のお祭りがあるんですが、

今月の中頃から近所のガキどもの祭り囃子の練習が始まるんです。

へたな笛を長時間聞かされるのはある種の拷問です。

お祭りが始まれば太鼓の音でテレビの音が聞こえません。

夜勤の時などは耳栓をしないと昼間寝られません。

このようなことが8月の末まで続きます。

 

よく町中に住んでるから便利でいいよね、って言われますが、

町中には町中の苦労があるのですよ。

夜中に家の前で酔っ払いが騒いでいたり、救急車が頻繁に通ったり・・・

それでも子供の頃は楽しかったですけどね。

どこに行くにも歩いて行けましたから。

出店の骨董屋さんから買った古雑誌。2冊で500円でした。

私が生まれる前のものです。ネタは今も昔も変わりませんな。

フォトショップがクラウドになる

 

今まで使っていたフォトショップがバージョンアップで

クラウド連携になるそうな。

アプリ本体はアドビのサイトからダウンロードしてインストール

するのだが、常にネット接続してアドビのサーバーと通信しないと

動作しないようなことが書かれてあった。

なんでも、フォトショップ以外でも最新のアプリが

月々3,000円～5,000円で使い放題らしい。

確かに単品でも100,000円オーバーのアプリばかりなので、

考え方によっては大変お得なのかもしれない。

アップデートの心配もいらないしね。

＊(株)アドビシステムズ社オフィシャルホームページより掲載。

 

しかし誰かが2ちゃんねるでこんな書き込みをしていた。

「何年お金を払い続けていても、支払いをやめた瞬間使えなくなる」

たしかにそうですね。

累計の支払額が50,000円だろうが使えなくなってしまうのですよ。

「そーゆー契約だろうが！」

「3,000円でフォトショップ使ってたんだろ？」

と言われればそれまでなのだが、今まではパッケージ版を購入

してくればOSのバージョンアップやサポート終了等で

動作しなくなるまで使うことができたのです。

「ソフトを買った」という実感がありましたよね。

まぁ、実際は所有権は移動しないので本当はライセンス使用料

を支払ったってことなんですけどね。

 

若い人は抵抗ないんでしょうね。

平気で音楽をお金を払ってダウンロードしてますからね。

おじさんはCDのパッケージがないとなんか物足りないんですよ。

まだ物に執着するというか、物欲が旺盛な年代なんですね。

 

どうするかな・・・

実際のところキャノン謹製のDPPの出来がかなりいいので、

ほとんどの作業はこれでいいのだが、最後のプリントの時には

やっぱり使わないとダメなんですよね。

まぁ、今のバージョンで不自由はないですけどもね。

たくみ庵

 

先日の日光旅行の際、あらかじめ予定を立てておいたのだが、

やっぱり日光のそばを食べたいですよね。

そこでググってみると日光例幣使そば街道なるものを発見。

約100軒くらいあるそうですよ。

今回はその中でも結構評判のいい「たくみ庵」にしました。

場所は田母沢記念公園のとなりです。

「敷地内？」と勘違いするくらい側にあります。

訪問したのは午後1時くらいです。

休みには行列ができる、と聞いていましたが幸いにも

私たちの他は1組だけでした。

平日だし雨だったし・・・

 

いざ入ろう、としたとき店員さんが出てきて、

「あと蕎麦は2人前だけなんですが大丈夫ですか？」

と聞いてきた。

我々が最後かよ・・・

恐るべしたくみ庵・・・まだ午後1時なのに・・・

 

店内は観光地のそば屋さんらしく、色々お土産もの

とか販売しています。

いつものように天ざるを注文します。

食べログの口コミの情報を参照すると、

ここのそばは二八そばで、近くの裏見の滝から流れている

水で打っているそうです。

おいおい、いくら清流とはいえ「川の水」だろ？

私のブログにも裏見の滝の写真がありますので、

よろしかったらご覧ください。

 

そばがきました。

ここのそばは普通盛りでせいろが2段になっています。

でも量が多いというわけではありません、普通です。

二八なので喉ごしはいいですね。

つゆは「1ヶ月費やしたかえし」とうたっていますが、

ちょっと醤油のとんがりが強いです。

1ヶ月寝かせればこんな風にはならないはずだが・・・

天ぷらは抹茶塩で食べます。タネはいたって普通です。

食べログではおまけの小鉢に湯葉こんにゃくがついてきた、

と書かれてありましたが今回はありませんでした。

ちょっと残念です。

 

トータル的にはいたって普通です。

一般的には「おいしいそば屋さん」なのでしょうけど、

会津の蕎麦を食べている私にとっては、これくらいは普通の味です。

また機会があれば日光の他のそば屋さんにも足を運んでみたいと思います。

お宝？CD

 

テレビで今年はテレサテンの生誕60周年で各地でイベントが

開催されている、との報道があった。

日本ではテレサテン＝演歌のイメージですが、実はバリバリの

ポップス歌手で、アジアの歌姫と言われていたんですよ。

 

たしか家にも1枚あったはず・・・

あべちゃんはクラシックファンなのですが、

「クラシック以外は音楽じゃねぇ」とか

そんな考えはないんです。

気に入った音楽はジャンルを問わず買います。

「東京ラプソディー」から「ヘビーローテーション」まで聴きますよ。

 

ありました、これこれ。

本国、台湾から輸入した4枚組5,000円のやつです。

安いですよね。

台湾製品だけを扱っているサイトから買いました。

台湾製CDということで、「大丈夫？ちゃんと音出るの？」

と思いましたが、CDの規格は国際規格なので出るに決まってますよね。

取り越し苦労でした。

 

このなかで一番のお気に入りは「何日君再来」です。

「フォーリー・チュイン・ツァイライ」と読みます。

この曲が聴きたくてCDを買ったと言っても過言ではありません。

中国語圏では最高クラスの名曲です。

発売当初、台湾と敵対関係にあった中国政府は、「国民を堕落させる」

といって放送することも聞くことも禁止しました。

しかし、いいものは隠れて広がるんですね。

裏ルートから手に入れて、テープに何回もダビングされて、

そして夜中、みんな布団の中で聞いたそうです。

当時の風刺に「昼は鄧小平が支配し、夜は鄧麗君(テレサテン)が支配する」

というのがあったそうです。

 

ほかにも「月亮代表我的心」「南海姑娘」「夜来香」

などのヒット曲がいっぱい入ってました。

「時の流れに身をまかせ」の北京語バージョンなんか鳥肌ものです。

こっちがオリジナルではないのかと感じるほどです。

 

いやぁ、惜しい人を亡くしましたね。

もう少し長生きしてほしかったです。

日光旅行 後編

 

東照宮見学が終わったのが午後3時過ぎ。

もう、ホテルにチェックインするかな、雨だし・・・

今回の宿は「日光金谷ホテル」です。

東照宮の駐車場から車で1分、大谷川沿いの小高い丘にありました。

東照宮から別館の屋根が見えるんですよ。

 

日光金谷ホテルは日本で最も古いホテルの1つだそうです。

女房を入り口で下ろし、目の前の駐車場に停めて雨の中ダッシュです。

入り口は木製の回転ドアでした。

フロントで手続きを済ませて、いざ部屋へ。

廊下を歩くとギシギシ音がします。

絨毯の下は木ですね、ほんの少し沈みます。

部屋はレトロな洋風の造りです。

でも設備とかは消防法をクリアしてますのでご安心を。

夕食まで時間があるので何をしてようかな、って思ったんですが、

格式あるホテルなのかゲームコーナーとかカラオケとかないんですよね。

しかたなく、ホテル内を探検することに・・・

館内の展示コーナーに著名人の宿泊リストがありました。

リンドバーグ夫妻、ヘレンケラー、吉田茂、佐藤栄作、

けっこう泊まってますね。

しかし探検してもせいぜい潰せるのは1時間くらい。

あとは部屋でテレビを観ていました。

 

午後6時、館内放送ではなく廊下からチャイムが鳴りました。

食事の時間の合図です。

開館以来、人の手でやっているそうです。

日光だから湯葉でもでるのかな、と思いながらダイニングルームへ・・・

予想に反してフレンチのコースでした。

今は創業140周年の記念メニューだそうです。

並んでいるナイフとフォークにびびりました。

たしか、外側から使うんだよな・・・

 

前菜です。肉はヒレでしょうか、ソースが黒くて不明です。

イカスミかもしれません。

紫色のはナスでした。

 

スープはタピオカ入りのコンソメです。

パンが焼きたてでうまいです。自家製のようです。

　　

メインの虹鱒のソテー金谷風です。名物らしいです。

ちょっと私には甘かったです。

塩焼きにして、軽く醤油の方が・・・

これでは金谷風ではありませんがね。

 

デザートです。

杏仁豆腐のようなものに果物のゼリーが乗っているような物

がうまかったです。

スウィーツには疎いのですみません。

 

夕食後、部屋に戻りましたがやることがありません。

浴衣に着替えましたが、浴衣のまま部屋をでるな、と

言われてましたので部屋から出られません。

さすが厳粛なホテルですね。

当然、酔っ払って廊下で騒いでいるような人はいません。

なので、またテレビを観ることに・・・

いつもより早い就寝です。

でも、けっこうエアコンの音が大きい・・・

 

翌朝はイングリッシュブレックファーストなる朝食です。

直訳すれば英国風朝飯ってことですか・・・

追加料金で和食にできるそうです。

私は、スクランブルエッグにベーコン、パイナップルジュース、

コーヒーにしました。

しかし2食もパンが続くと「ご飯が食いたいっ！」ですね。

やっぱり日本人ですね。

和食にすればよかったです。