あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

蕎房 かみしろや

2012年08月10日 22時48分01秒 | グルメ

今回は会津若松市にある、休日には行列ができるというお店です。

場所は、会津若松城(鶴ヶ城)のそばに福島県立博物館があるのですが、

その2~3軒隣りです。

Cimg0197

キャッチフレーズが「女性一人でも気軽に入れる店」だそうですが、

逆にこの手の店って男が入りずらかったりするんだよね・・・

さて、どうでしょうか・・・

よかった、普通の店です。

Cimg0195

しかも開店直後だからでしょうか、休日なのに行列ができてません。

ラッキーでした、並ぶのイヤですから。

店には厨房に女将さんとおぼしき女性とホールスタッフの女性2名。

店の規模にしてはスタッフが多いですね。

やはり繁盛している、というのは本当のようですね。

さてメニューを見てみると・・・おや、「ごはん物」もあるんですね。

Cimg0194

いやいや、ごはん物は注文しませんよ、当然。

いつもの天ざるそばを注文しましょう。

私の後に入ってきたお客さんが注文の際、スタッフから「これはおそば

つきませんが・・・」と言われて、「ええっ、それじゃだめだぁ」と言って

ましたから、「そばのうまい店」という認識で間違いないですね。

そばがきました。

Cimg0196

若干色が付いて「あめ色」です。

そばだけ食べると、ほのかにそばの香りがします。

会津の地粉をお店でブレンドしているそうですよ。

”会津蕎匠会”の会員ですので”会津のかおり”かと思いましたが、

ブレンドしてるんですねぇ。

つゆも最後に少しかつおの香りがする感じでいいです。

いい意味でクセがありません。飽きませんね、いくらでもいけます。

ここ何回か”変化球”の店が続いたので、久々の直球のそば屋って感じです。

天ぷらもエビが2本入ってる、ラッキー。

最後にそば湯で割って飲むつゆもうまい。

「やっぱり、そばはこれだぁ」って感じました。

たいへんうまかったです。

 

ただ、残念ポイントが一つ。

お店に入ると、いい匂いがするのですが、それがそばの香りではなく、

天ぷらを揚げる香りでもなく、芳香剤の香り。

芳香剤を置いてるのか、女性スタッフの香水なのかは不明ですが、そば屋

には似合わない香りです。

女性客を意識してなのかはわかりませんが、あれはいりませんね。

 

最初に”行列ができる”と書きましたが、店がそれほど広くはないので、

おいしければ行列ができるのは、当たり前といえば当たり前ですね。

場所がいいので、「多少並んでも、おいしいそばが食べたい」という方

にはお勧めします。

会津に観光に来て、スケジュールの都合上そんなに食事に時間をさけない

という方は、箱の大きい「徳一」さんあたりの方がいいかもしれません。

詳しくは私のブログの「徳一」の項目をご覧ください。


山のそば屋 鶴好(つるよし)

2012年08月06日 19時42分20秒 | グルメ

今回は田舎蕎麦(店主の弁)の鶴好です。

いやぁ、今回は今までで一番場所の説明がむずかしいです。

会津美里町の高田地区から国道401号線を昭和村方面へ走って行きます。

しばらくすると、右側に小山スキー場へいく分かれ道がありますので、

右折ししばらく進むとに入ります。

お店はこのの一番奥まった場所(山側)にあります。

私はナビで行ったのですが、短い時間の間にカーブが多すぎて、狂って

しまいました。ポンコツはイヤですね。

狭いなので、たとえ探すことになってもそんなに時間はかかりません。

Cimg0187

藪のような駐車場(失礼)に車を駐めて、それでは訪問です。

いやぁ、店内はそば屋さんと言うよりは、田舎の食堂って感じです。

スポーツ新聞にテレビでは高校野球、煙草も吸えるし・・・

べつにイヤじゃありません、田舎者だから。

Cimg0188

それではメニューを見てみましょう。

ひぇー、安い・・・天ぷらが160円!

信じられん・・・儲けあるの?

Cimg0189

と言うわけで、ざる大盛りにもちろん天ぷらを注文します。

しばらくするとそばが来ました。

店主は田舎蕎麦と言ってましたが、挽きぐるみの本物の田舎蕎麦とは

違います。もっと上品な淡い色をしています。

Cimg0191

たぶん甘皮くらいを挽きこんでいると思われます。

店主曰く、

「まず、なにも浸けずにそばだけ食べてみてください」

おっ、かなり自信があるね。

よし、それでは・・・うん、そばの香りが強い。

「そばって、こんな香りがするんだぁ」って感じますよ。

そばは目の前の自分の畑でとれた地粉だそうです。

それを石臼で挽いてるそうです。

自分の畑の玄そば、石臼・・・そりゃ自慢のそばでしょうなぁ。

天ぷらは天つゆも塩もなし・・・いいです醤油で食べます、160円だもの。

自分の畑の野菜を使っているから、こんなに安くできるそうです。

それでも、天ぷらだけでは儲けにならないそうです。

 

ここでめずらしポイント発見。

つゆが鶏ダシなんです。

他の店でも鶏ダシはあったんですが、それはあくまでもサブ的な存在でした。

それがこの店ではメイン。というかそれしかありません。

なんでも、この地区ではどこでも昔から鶏ダシなんだとか。

鶏ダシは好みが分かれるんですが、私は大丈夫でした。

サービスで高遠つゆも出していただきました、感謝、感謝です。

高遠つゆの辛み大根に金山町特産の「あざき大根」を使用したのは、

この店が始めてらしいですよ。

私が行ったときは、時期的に夏大根でしたけどもね。

ただ、鶏ダシはそば湯で割るといまいちでしたので、そばで食べきること

をお勧めします。

 

店も器も盛りつけも決して洗練された、という感じはしませんが、味には

関係ありません。充分おいしかったです。

「いやいや、雰囲気も味のうちでしょ」という方にはお勧めしません。

 

食べ終わって帰ろうか、と思っていたところにうれしいイベント発生。

なんと、今そば粉を挽いている所を見せてくれるというのです。

そば粉を挽いている所を見るのは初めてです、ワクワクしますね。

 

大きい石臼がゆっくりまわっています。

Cimg0192

写真ではわかりませんが、これでも昔よりは速くしてるんだとか。

 

そば粉を選別しています。

Cimg0193

奥の白い粉が「そば粉」として使用するもの、手前の茶色い粉が廃棄するもの

だそうですよ。

玄そばからどれだけの割合をそば粉にするかを「歩留り」と呼んでいますが、

この店では7割だそうです。

都会のお洒落なそば屋さんだと5割くらいになります。

割合が下がるとそれだけそばの実の中心のみを使用するので、色が白くなります。

ですから、それだけお上品なそばになるわけですね。


イベント月間が始まった

2012年08月03日 19時32分59秒 | 写真

7月末の塩川町花火大会から喜多方市のイベント月間が始まりました。

約1ヶ月続きます。

今日は北諏訪神社の祭礼です。

山車が町を回ります。

家の町内も旧市街なので山車があります。

でも、今はワクワクもうれしくもないんですよね。

家は子供がいないし、市内の交通規制が面倒だし、人が多いし・・・

第一の理由は夜勤の時、寝れないんですよ・・・太鼓や笛の音で。

子供の時は楽しみでしたが、今は迷惑になっちゃいました。

もっとも交代勤務を理由に、交通整理の仕事とか替わってもらったり

してました。

だからお祭りの時仕事だと少しほっとしてましたけどね。

でも、我が町内でも少子化の波が押し寄せてまして、山車の引き手

がいないんですよ。

ですから観光客の人が飛び入りで引いてたりします。

大歓迎ですよ、皆さん引きに来てください。

 

喜多方市のホームページより

Hc120803191407