話す車

 

新車を買いました。

ハイブリッドです。

「なんだってあべちゃん、リッチだね！」なんて言わないでくださいね。

前の車は「中古」でしかも10年乗ったんですから。

骨董品のようなマニュアル車からオートマチックのハイブリッド車にすると

何もかもが浦島太郎のようです。

ブレーキを踏んでいないとシフトノブが動かなかったり、

ブルートゥースでハンズフリー通話できたり、

リアに入れるとナビ画面に後ろの映像が表示されたり、

知りたくもないエコ運転の点数を教えてくれたり、

何？そんなの当たり前だろって？

まぁまぁ、私は浦島太郎ですから。

 

しかし、”アイドリングストップ”というのは心臓によくないですね。

燃費を良くするため停車するとエンジンがストップし、ブレーキから

足を離すとかかるのですが、「おいおい、ちゃんとエンジンかかるんだろうな」

ってヒヤヒヤします。

特に渋滞時の信号待ちの時などは冷や汗ものです。

 

インフォメーションパネルも煩わしいですね。

今、エンジンで走っているかモーターで走っているか知りたい人って

いるんですかね。

かえって事故りそうです。

だったら消せばいいだろって？

はい、マニュアル片手にやっと消しました。

まさか車の運転に取説を見ることになるとは・・・

 

なにより煩わしいのが、車がおしゃべりすること。

「ETCカードが装着されていません」

いいんだよ、1年に一回も高速使わないんだから。

「外気温が低下しています」

そんなこと、どうでもいいよ。

「ドアが開いています」

おっと、これは要るな・・・

プロが色々考えて作っているわけだから、それなりに必要なのかもね。

そのうち慣れるでしょう。

しかし、スタッドレスタイヤの17万円(アルミホイール付き)は痛かったな・・・

でも、死にたくないし・・・

 

外の気温は－３度だそうです。それで？気をつけて運転しろってか。

 

みなさんは会津縦貫道の75台の事故を覚えてますか？

あれ、いつもの時間に出勤していたら、巻き込まれていました。

まだ買って1週間目くらいの時でした。

あのときはちょっと遅れてしまって・・・

世の中、何が幸いするかわからないものですね。