東京大学大学院 工学系研究科システム創成学専攻准教授・加藤泰浩氏は、重希土類を多量に含む海底レアアース泥について以下のように語った。
・タヒチ沖からハワイにかけての南太平洋に高濃度の海底レアアース泥(以下、REE泥)が存在する。
しかも重希土類が高濃度で堆積している事が確認された。現在中国のイオン吸着鉱からしか産出しないディスプロシウム、ユウロピウム、テルビウムなどが高濃度に濃縮している。
・この重希土類を含むREE泥がタヒチでは10m堆積しており、ハワイではなんと70mも堆積している。しかもREE泥にはトリウムやウランなど放射性物質を含ないので非常に扱いやすい優れた特性がある。
・このようなREE泥は、実は日本のEEZ域内の南鳥島海域にも存在する事がわかっている この海域のREE泥はタヒチの規模に匹敵する。特にユウロビウム、テルビウム、ディスプロシウムが豊富である。このREE泥をエアリフトで引き上げる。
・南沖鳥島におけるREE泥の回収プロジェクトを三井海洋開発と三井物産との共同研究で実施中である。
・REE抽出後の残土は、南鳥島の埋め立てに使うことが検討されている。これは東京都知事も推奨しているので、この海域でのREE泥回収は現実性を帯びている。
・このような海底資源開発の場合、ボーリング回収率は90%ないと判定が出来ないが、海底資源の場合には50%以下であり資源量の算定が困難である現実がある。
・ここ20年で熱水域の発見は増えていない。また黒鉱ベースで500万トンが平均的であり、もっと探査を増やすべきと言う東京大学大学院新領域創成科学研究科海洋技術物理学専攻教授の飯笹幸吉氏は指摘する。また彼によれば海底熱水鉱床は確認していない。正しくは海底熱水噴出孔と呼ぶべき。(ごもっとも)
・今回の我々の発見によりフランスはタヒチ沖でREE泥回収を行うだろう。何故かと言えばREE泥を実際に回収できる技術を保有する企業があるから。タヒチは確実にフランスがREE開発を行う。日本企業にはそのような技術をもっている企業が見当たらない。(海洋国家日本は偶像であることですね、残念。しかし今まで何やっていた?)
・タヒチ沖からハワイにかけての南太平洋に高濃度の海底レアアース泥(以下、REE泥)が存在する。
しかも重希土類が高濃度で堆積している事が確認された。現在中国のイオン吸着鉱からしか産出しないディスプロシウム、ユウロピウム、テルビウムなどが高濃度に濃縮している。
・この重希土類を含むREE泥がタヒチでは10m堆積しており、ハワイではなんと70mも堆積している。しかもREE泥にはトリウムやウランなど放射性物質を含ないので非常に扱いやすい優れた特性がある。
・このようなREE泥は、実は日本のEEZ域内の南鳥島海域にも存在する事がわかっている この海域のREE泥はタヒチの規模に匹敵する。特にユウロビウム、テルビウム、ディスプロシウムが豊富である。このREE泥をエアリフトで引き上げる。
・南沖鳥島におけるREE泥の回収プロジェクトを三井海洋開発と三井物産との共同研究で実施中である。
・REE抽出後の残土は、南鳥島の埋め立てに使うことが検討されている。これは東京都知事も推奨しているので、この海域でのREE泥回収は現実性を帯びている。
・このような海底資源開発の場合、ボーリング回収率は90%ないと判定が出来ないが、海底資源の場合には50%以下であり資源量の算定が困難である現実がある。
・ここ20年で熱水域の発見は増えていない。また黒鉱ベースで500万トンが平均的であり、もっと探査を増やすべきと言う東京大学大学院新領域創成科学研究科海洋技術物理学専攻教授の飯笹幸吉氏は指摘する。また彼によれば海底熱水鉱床は確認していない。正しくは海底熱水噴出孔と呼ぶべき。(ごもっとも)
・今回の我々の発見によりフランスはタヒチ沖でREE泥回収を行うだろう。何故かと言えばREE泥を実際に回収できる技術を保有する企業があるから。タヒチは確実にフランスがREE開発を行う。日本企業にはそのような技術をもっている企業が見当たらない。(海洋国家日本は偶像であることですね、残念。しかし今まで何やっていた?)