ジュノ・ディアスの『オスカー・ワオの短く凄まじい人生』を読了した。
この本は書店では品切れの為、アマゾンの中古本で購入したものだが、ピュリツァー賞と全米批評家協会賞をダブルで受賞している作品だけに一気に読み切った。
感想は、さぞかし翻訳が大変だったろうと言う事。
英語とスペイン語。それと日本発のマンガ、映画、ゲームなどのサブカルチャーの知識、トールキンの『指輪物語』など幻想文学、SFやファンタジーなど、この所謂「オタク系」の分野の臭いと言うか、感触と言うか雰囲気が分からないと読むのも辛い本である。
何しろ「ガッチャマン」や「超時空要塞マクロス」、「AKIRA」などが出てくるのだから~
サブカルには、トント縁のない生活なので、翻訳者と編集者の注釈はとても役立ったし、無かったら読み切れずに終わっただろう。
しかしまあ、あきれる位に同書は暴力とセックスとオタク用語に満ちあふれている。
著者のジュノ・ディアスは、ドミニカ出身で1968年生まれの43歳。現在は、マサチューセッツ工科大学の創作科の教授。
彼には超がつく程に美男子のお兄さんがおり、オスカーとは真逆の楽勝人生を送っているらしいが、この『オスカー・ワオの短く凄まじい人生』は21世紀のアメリカ文学における一つの事件であると評されており、今後の創作が期待される。
この本は書店では品切れの為、アマゾンの中古本で購入したものだが、ピュリツァー賞と全米批評家協会賞をダブルで受賞している作品だけに一気に読み切った。
感想は、さぞかし翻訳が大変だったろうと言う事。
英語とスペイン語。それと日本発のマンガ、映画、ゲームなどのサブカルチャーの知識、トールキンの『指輪物語』など幻想文学、SFやファンタジーなど、この所謂「オタク系」の分野の臭いと言うか、感触と言うか雰囲気が分からないと読むのも辛い本である。
何しろ「ガッチャマン」や「超時空要塞マクロス」、「AKIRA」などが出てくるのだから~
サブカルには、トント縁のない生活なので、翻訳者と編集者の注釈はとても役立ったし、無かったら読み切れずに終わっただろう。
しかしまあ、あきれる位に同書は暴力とセックスとオタク用語に満ちあふれている。
著者のジュノ・ディアスは、ドミニカ出身で1968年生まれの43歳。現在は、マサチューセッツ工科大学の創作科の教授。
彼には超がつく程に美男子のお兄さんがおり、オスカーとは真逆の楽勝人生を送っているらしいが、この『オスカー・ワオの短く凄まじい人生』は21世紀のアメリカ文学における一つの事件であると評されており、今後の創作が期待される。