阿部ブログ

日々思うこと

シリア沖のロシア海軍機がフマイミーン基地に着陸

2016年11月19日 | 雑感
IHS Jane's によれば、シリアに展開しているロシア海軍が Kalibr巡航ミサイルを発射。北方領土にも配備された K-300P Bastion対艦システム(SS-C-5 Stooge)からP-800 Oniks (SS-N-26 Strobile)ミサイルを地上基地から発射。ロシア軍は、P-800の攻撃能力を確認している。
東地中海に展開する空母もクズネツォフ(Kuznetsov)もSu-33を発進させて攻撃を実施している。同じIHSは、フマイミーン(Humaymim)空軍基地にクズネツォフ航空団所属のSu-33とMiG-29KRが駐機していると報じている。この空軍基地には、Su-24M✕7機、Su-34✕2機、Su-35✕2機などが展開している衛星写真が観れる。因みにSu-33は8機駐機している。
地中海には、恒常的にロシア海軍が遊弋している。今は、巡洋艦ピョートル・ヴェリキー、対潜セヴェロモルスク、ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ、フリゲート艦アドミラル・グリゴロヴィチと支援船で編成されている。
シリアには、10個の高射中隊が存在しており、最近はシリアのS-200VE地対空ミサイル (射程 240km)をロシアが修理して稼働状態にしている。ロシア軍は、フマイミーン空軍基地と Tartus海軍基地に防空用の S-400 と S-300 で防衛している。

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