O's Note

いつまで続くか、この駄文

インカルシペとシラカバの樹液

2007-08-11 22:09:23 | 仕事(第2業務編)


 昨日、今日と滞在していた大樹町。  我々が調査したNPO法人の理事長さんは、NPO法人の運営とは別に、インカルシペ白樺という宿泊型施設を運営するとともに、シラカバの樹液を採取し瓶詰めにして販売している方でした。
 白樺の木400本に囲まれたインカルシペは、まさに時の流れを忘れさせるほどの施設でした。何よりケータイの電波が届かないのがいい。(笑)
 この夏は、さらに2ヶ所の地域を訪問する予定ですが、昨年・今年と何ヶ所かのNPO法人や行政側にインタビューを行い、協働についていろいろお話を聞きました。
 そうした中で得た、まちづくりの協働に関して命題らしきものを掲げるとすれば、次のようになると思われます。

【命題1】まちづくりキーパーソンが「よそ者」である場合、NPO法人と行政の協働が促進される。

 これまでのところ、協働について一つ共通している点は、NPO法人側も行政側もキーパーソンがまちづくりに関して積極的であることはもちろん、概してそのキーパーソンは「よそ者」であるということです(地元へのUターンを含んで)。そしてそういったキーパーソンに引きずられるようにして地元の方々が「我が町」を見直し、まちづくりに関わるようになるようです。
 これからもいくつかの調査を行うことによって、まちづくりの協働に関する命題をいくつか導き出せればいいかなと思っています。