ふくろう日記・別室

日々の備忘録です。

小津安二郎 - 大人の見る繪本 生れてはみたけれど (1932)

2013-05-13 22:32:31 | Movie
小津安二郎 - 大人の見る繪本 生れてはみたけれど/Ozu - I Was Born, But...(1932)


監督:小津安二郎
脚本:伏見晁

《キャスト》
父ちゃん:斎藤達雄
母ちゃん:吉川満子
良一:菅原秀雄
啓二:突貫小僧
岩崎:坂本武

大人の見る繪本 生れてはみたけれど(ウィキペディア)


1932年6月3日公開の、無声映画である。
しかし時代を超えたテーマであって、現代社会にほとんどスライドさせることができる。
名監督の映画というものはこのようであったか!と再確認!

大人のサラリーマン社会における、人間関係の理不尽さは、
子供社会にまで影を落とすが、そこを見事に乗りきったのは子供たちであって、大人の教育の力ではない。
身動きできない大人。
「何が偉いのか?」と、子供同士で問いかけるが、その基準は柔らかだ。

父ちゃん「将来の夢は?」
啓二「中将になる。」
父ちゃん「大将ではないのか?」
啓二「だって、兄ちゃんが大将になるから!」

陰湿な「いじめ」が後を絶たない今日にこそ、改めて見て欲しい。
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