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青色LED基金

2016-10-03 02:24:16 | 日記
名古屋大学は省エネ実現のため、「青色LED・未来材料研究支援事業(通称・青色LED基金)」で寄付を募っている。2014年に青色LEDの開発でノーベル物理学賞を受賞した天野浩教授らの研究を支援するのが目的で、国内で10%の省エネをめざす。
 青色LED基金への寄付金は、省エネにつながる「パワー半導体」実用化の研究に活用される。電力変換装置として、エアコンなどの家電製品や電車、電気自動車のモーターなどに使われている半導体だ。
 天野教授らが青色LEDの材料に使った窒化ガリウムは、大きな電圧に耐えられる性能を持つ。パワー半導体に応用できれば部品を薄くできる。電力損失が少なく、発熱量も減り、電力変換装置の小型化が可能だという。シリコン製が主流だが、窒化ガリウム製に置き換われば、国内では少なくとも10%の省エネにつながるとみられている。
 名大は、文部科学省から研究費を得るなどし、実証実験が可能なクリーンルームを備えた研究施設を建設中だ。ただ、研究設備の維持や更新、研究支援者・技術者の確保や知的財産権の維持などの必要費用だけでも年間数億円になる。
 国の予算は使途や期限が定められるなど、ソフト面を充実させるには不十分だという。青色LED基金で、窒化ガリウムの応用に関する研究・教育費用を賄う考えだ。天野教授は「世界最先端の機器を動かせる専門知識を持った人材の確保や、設備の維持管理に必要な費用は公的資金ではカバーしにくい。省エネ社会実現のため民間の力を結集しましょう」と呼びかけている。
 詳細は、事務局(052・747・6728)、またはホームページ(http://www.cirfekikin.imass.nagoya-u.ac.jp)で確認できる。(月舘彩子)
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