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NASA

2016-05-30 13:42:34 | 日記
 【ワシントン=共同】米航空宇宙局(NASA)は30日までに、宇宙空間で風船のように膨らむ新型の居住棟「BEAM」の試験を国際宇宙ステーションで実施した。空気を入れ、直径約3メートル、長さ約4メートルのたるのような形に膨らませた。
 7時間かけ、断続的に25回にわたって少しずつ空気を入れると、居住棟はパチパチと音を立てながら膨らんだ。今後約2年かけ、人体に有害な放射線を遮ることができるかどうかや、耐久性などを調べる。飛行士も短時間ながら中に入る予定。

 繊維素材でできており、すべてを頑丈に造るより大幅に軽量化できる。地球から運び出す際は小さく折り畳み、宇宙で大きなスペースを得られるのが特長という。

 26日に試験を行ったが、予定通り膨らまないトラブルに見舞われ、中断していた。壁を構成する繊維の摩擦が原因とみられ、調査の結果、NASAは空気を入れ続けても問題ないと判断した。

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