タンブリングダイス

ロックを中心とした単勝馬券をコレクションしてます

3代目カノープス

2006年09月25日 21時50分42秒 | 競馬全般
3代目カノープスが馬名登録です
ちなみに初代は古すぎてよく知りません。
問題は2代目のカノープス
この馬、戦績的には500万下を2回勝っただけの3勝馬ということで
歴史に残るような馬ではないのだが、この馬の「お行儀」のせいで
結構歴史が動いたのは競馬歴15年以上の人なら納得することでしょう。
デビュー2戦目のひいらぎ賞
のちの天皇賞馬が2勝目を挙げた3歳(現2歳)の500万特別のレースですが
ここをこの2代目カノープスは1着入線も進路妨害の失格により13着に降着。
その鞍上が名手岡部幸雄。
翌週はJCで復活をしたトウカイテイオーでの有馬記念騎乗があるからさあ大変。
テイオー陣営は急きょ岡部に変わるジョッキーを探し、なんとか田原騎手を確保。
しかしレース本番は虫下しの影響とかで1番人気も13着に惨敗。
レースも15番人気のメジロパーマーが逃げ切るという大波乱。
さらにこのレースではテイオーの鞍上田原騎手でひと悶着あったサンエイサンキュー
レース途中で骨折→競走中止。
このあと約2年闘病生活を続けたが死亡。
惨敗をしたトウカイテイオーはその後3度目の骨折を挟み復帰は1年後の有馬記念
そこでビワハヤヒデを差しきり感動の復活勝利。
そして田原騎手の涙涙のインタビュー(「ホントニ」が何回か数えてみよう!)となり、
カノープス(2代目)の降着から始まった大河ドラマは終焉を迎えるというわけです。

と、まあ「カノープス」という馬名にはこんなドラマがあるのだが
名前がリサイクルされちゃうのは悲しいな~

コメント
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