遊戯王デッキ【イレカエル式残骸爆破】

遊戯王というカードゲームには、公式大会などでは使ってはいけない、使う枚数を限られている禁止カード、制限カードというものが存在し、毎年の3月と9月に、その制限改定があります。このような制限は、特定のデッキタイプが強力となりすぎて、デッキの多様性が失われてしまうのを防ぐ為に必要なものであり、健全なカードゲームには必要不可欠なものです。ただ、今まで使っていたカードが、突然に使えなくなる事もあるので、ファンはその対応に大童になります。

今回も、来月の9月からの新しい制限が発表されました。わたしの使っていたデッキも、レスキューキャットの禁止などによって、いくつか使えなくなってしまうデッキがあります。特に、ネタとして暖めていた残骸爆破デッキが、イレカエルの禁止によって崩壊してしまって、非常に残念なので、まだ未完成ですがレシピを晒しておきます。

【残骸爆破】　合計/40枚

［モンスターカード/36枚］
悪魔ガエル×３、イレカエル×３、裏ガエル×３、悪魂邪苦止×３、貫ガエル×３
鬼ガエル×３、デスガエル×３、引きガエル×３、魔知ガエル×３、未知ガエル×３
黄泉ガエル×２、グリズリーマザー×２、カオスネクロマンサー×２

［魔法カード/１枚］
ワン・フォー・ワン

［罠カード/３枚］
残骸爆破×３

［デッキの説明］
残骸爆破は、相手に3000ものダメージを与える強力なカードですが、墓地にカードが30枚以上存在する事が発動条件となっているため、非常に使い難いカードです。

そこで、フィールド上にイレカエル＋何かモンスター１体をならべ、イレカエルの効果で、モンスターを次々と入れ替えていく事で、一気に墓地のカードを増やします。

イレカエルの効果で場に出せない悪魂やイレカエルは、鬼ガエルの効果で墓地に送り、手札のモンスターも鬼ガエルの特殊召喚のコストで捨ててやることで、１ターン目に墓地に30枚のカードを送る事が可能になります。

あとは、ドローしてきた残骸爆破や、攻撃力8000を軽く越えるカオスネクロマンサーの攻撃で相手にトドメを刺します。実は、残骸爆破より、裏ガエルで相手モンスターをどけてネクロマンサーのダイレクトアタックで勝つことの方が多くあります。

墓地肥しを強化する為に魔導雑貨商人を入れるか？イレカエルを墓地経由で手札に加えるためにサルベージか死者転生を入れるか？イレカエルがなくてもある程度戦えるようにジャンクシンクロンでシンクロ要素を入れるか？など思案中でしたが、イレカエルが禁止になっては戦えないので、今月いっぱいでこのデッキともおさらばです。

【遊戯王カード】 イレカエル LODT-JP028-R コナミデジタルエンタテインメント このアイテムの詳細を見る