ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

火の玉のような弾道?!

2010年09月11日 | ゴルフ理論…私の見解
奈良県の山奥(?)にある、グランデージゴルフ倶楽部にて『日本女子プロゴルフ選手権大会 コニカミノルタ杯』が開催されている。
この試合、テレビの前にジーッと座りこんでは観ていないが(苦笑)、レッスンの合間にちらっと観ている。
それで思う事。
最近の韓国の若手女子プロたちは、スイングがとてもキレイ…。

数年前、韓国に、ジュニアのゴルファー事情を視察に行った人が、帰ってきて「韓国のジュニアたちは、みんな、火の玉のような身体をして、火の玉のようなボールを打っていた。これから、あの子たちも日本のツアーに台頭して来るだろう。そうなれば、あの子たちは、脅威だ。」と言っていた。
それを聞いた時は、「火の玉のような身体で、火の玉のようなボールって、どんなんや…」って思ったけれど(笑)…。

スイングがキレイだと、火の玉と言う表現が適切かどうかは分からないけれど、放った弾道が”グン”と伸びる。
単に飛距離が伸びるということではなく、野球のピッチャーの投げたボールが、バッターの胸元で”グン”と伸びると表現されるような”キレの有るボール”と似た意味での、伸びが出る。

この”伸び”のある弾道は、筋力に任せて力一杯振ったら打てるのではなく、身体を上手に使えているからこその弾道。
筋力に、ものを言わせてクラブを振れば、大抵、身体の表面にあるアウターマッスルと言われる筋肉が働きやすい。
アウターマッスル優先では、放った弾道は失速しやすいし、”伸び”ない。
それを、身体の使い方を上手くして、身体の深部にあるインナーマッスルも働くようにすれば、見た目も、しなやかな動きになるし、放った弾道にも”伸び”が出る。

韓国のジュニアゴルファーたちは、”そういうスイング”をしているから、火の玉のような弾道に見えたのではないだろうか?
と、最近の韓国の若手女子プロたちを見ていて思う。
プロを目指すジュニアゴルファーたちを指導する、優れた指導者がいて、その設備やシステムも整っているのだろうか?とさえ思うほどだ。

男子の方でも、今、『韓日プロゴルフ対抗戦』が韓国済州島で開催されている。

同じアジアの日本と韓国。
ゴルフの世界、プロゴルフの世界においては、日本のツアーに押し寄せて来る韓国勢を脅威に思うだけでなく、お互いに切磋琢磨し合って、お互いの実力を高め合って行ける関係で有り続けられると良いですよね。

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