ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

良いゴルフ場の条件

2005年10月14日 | ゴルフの空 その1
日本オープンが、兵庫県三木市の廣野ゴルフ倶楽部で、はじまった。
初日は、チャンド選手が4アンダーでトップに立っている。
順位表を見てみると、外国人選手が、上位を占めているようだ。
頑張って!日本男子!!

この廣野ゴルフ倶楽部は、ゴルフ雑誌などのアンケートで、一度は行ってみたいコースの上位トップ10に入るくらいの、名門コース。
1ヶ月と少し前くらいに聞いた話によると、日本オープン開催のため、ラフが伸ばされ、グリーンは固く締められはじめていたそうだ。
…名門と言われる、廣野ゴルフ倶楽部。
どんなコースなのか、選手のプレーと共に、ひとつひとつのホールも、観察したいものですね。

名門コースの話が出たところで…。
先日の講習会で、太平洋クラブ御殿場コースなどの設計者である、加藤俊輔氏による『ゴルフコースについて』の講義が有った。
その中で、加藤氏は、良いコースの条件として、次の6つを挙げられていた。
①ショットバリュー
ショットの価値を生かせること。
狙ったところにボールを運べるとコース戦略がしやすいこと。
フェアウエイは広く、どこに打っても良いというコースは、ショットバリューが低い。
②ストラテジー
戦略ルートがちゃんと有ること。
チョイスできる戦略ルートが有ること。(戦略ルートが1つでは無く、2つか3つくらい有るコースが良い。)
ただ、真っ直ぐなホールは、ストラテジーが無い。
③メモラビリティー
個性的なホールがいくつ有るか。
ホールに特徴が有るかどうか。
1度見たら、忘れられないくらいのホールが有るのが良い。
④コースの難度
PAR72だとすると、コースレートは、そのプラスマイナス1くらいの難度が良い。
⑤ビューバランス
「綺麗だな」「良い感じだな」と思う見た目。
遠くの景色との調和がとれていること。
⑥メンテナンス
グリーンのスピードがスティンプ10フィート以上。
(スティンプメーターと言う計器の上から、平らなグリーン上にボールを転がして、どれくらい転がるかを測定する。1フィートは、約30.48cm。
スティンプ10と言えば、かなり早い。とっても早い。8くらいでも、早く感じかも。)
コンパクション(硬度)が10~14。 
(これも、グリーンの硬度を測る計器を使用して、数値を出す。数字が大きい程、硬い)

以上の6つのうち、出来るだけ多くの条件を満たしているコースが良いコースだとおっしゃっていた。
コースの設計家が言う、良いコースの条件。

参考にしながら、コースを“観る目”を養ってみて下さい。
コース観察も、ラウンドする時の、また、トーナメント観戦の楽しみのひとつになるかも…。
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2 コメント

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K先生へ (どんぐり)
2005-10-15 12:05:51
宝松苑AAMゴルフスクール開講おめでとうございます。モーションアナライザーで、スイングを撮影したり、分析したり、自分の問題点が一目で分かりそうですね。わたしも、レッスンを受けたいです。



K先生、親睦会の写真を送っていただきありがとうございました。賞品の運芽カンは天井まで伸びてカーテンレールを横にはっています。また、親睦会に誘ってくださいね。

返信する
お元気ですか? ()
2005-10-15 21:58:24
どんぐりさん

その後、お元気ですか?

ぎんなんさんもお変わりなく?



コメント、ありがとうございます

親睦会の写真、大変遅くなって、すみませんでした。

どんぐりさんは、個人賞も、色々ゲットなさいましたよね。

そのお写真も…と思ったのですが、何故か、HPにアップしたのだけ、消えてしまい、、、

HP掲載用に縮小したのを、ダメもとで現像してみたのですが、やはり、思いっきりピンボケになってしまいました



年末までに親睦会を計画したいですね。

また、予定が決まり次第、HPに掲載しますので、是非、ご参加下さい

お会いできるのを楽しみにしています
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