「どうやって考えたん？」

「ゴルフスイング体操って、どうやって考えたん？」

これ、ゴルフはしないけれど、「本を出した」って言ったら、買ってくれた友人からの質問。

そう言えば…、モデルを務めてくれた華吹乃愛さんも、練習時に、同じ質問をしたことが有りましたね…(´∀｀*)

どうやって？
は、本やガイコツくんで、人間の骨や筋肉を、見まくって…ですかね。

その上で、レッスンを受講してくださっている方々に、様々な動き方を、それとなく試していただいて、
「これ、しやすそう」「これ、しにくそう」を見極めて構成しました。

筋肉を見る場合は、付着箇所もですが、それぞれの筋肉の大きさ（体積）や、長短、太い細い、
紡錘状筋、羽状筋、半羽状筋などとに分類される筋繊維の“目詰まり具合”などを見ました。

こんな風に付着している筋肉とか、
↓


こんな風に付着している筋肉とか…
↓


色んな筋肉がありますから。

そして、基本的には、縦長に付着している筋肉は縦に、
横長に付着している筋肉は横に、
長い筋肉は、長く、
使えるように構成するのが良いのだろうな…と思い、
また、小さくて短い筋肉や細い筋肉、また靭帯などに、スイング中の大きな筋肉の激しい動きによる「引っ張られすぎ」や「抑圧」などの無理な負担がかからないようにするには、身体中の筋肉をどう動かせば良いのか？と思いながら考えました。

これを考えている最中は、まるで、パズルを解くような感覚でしたね…(*^_^*)

だけど、そのパズルが解けたような感覚で出来あがったのがゴルフスイング体操です。

このゴルフスイング体操は、
今回の本のDVDに収録したエクササイズの他にも、
バリエーションを増やすことができます。
スピーディーに行える部分は、スピーディーに行って、速筋繊維に働きかけることもできます。
エクササイズの難度を上げることもできます。

だけど、それらの動きの根底に流れているのは、全て、
先日のブログにも書いたように、
肩甲骨は、腕の骨。
寛骨は、脚の骨。
仙骨は、体幹の骨。
…です。

人間の身体の動きを作るには、このように考えるのが最も良い！…と思うのは、私の考えです。
でも、こう考えて身体の動きを作った方が良いのは、
どんな競技も同じだろう…と思います。

なので、他の競技をやっている大学の学生さんたちは、
「こういうことを、もっと、早く知りたかった」とか
「どんな競技も、良い体の使い方は、同じだ」というような反応を示してくれるのだと思います。

…あっ、そうそう、
華吹さんに、ゴルフスイング体操の理論的な部分も理解しながら練習してくれた方がいいと思い、
筋肉のイラストを見せて説明していると、
華吹さん、ポツリと一言。
「（筋肉の絵がリアルで）なんか、怖い…( ;´Д`)」。

Σ(゜д゜lll)

≧(´▽｀)≦アハハハ

私も、見はじめた頃は、「グロテスクで、なんか、怖い」って、思いましたね…そう言えば…(●´ω｀●)ゞ

(≧∇≦*)

それが、今では…
人間の身体に神秘と畏敬を感じるようになりました…(ノ´∀｀*)

…と言う事で、本日のブログは、
「ゴルフスイング体操って、こうやって考えた」でした…。



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