ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

『星の王子さま』

2011年01月19日 | 読書 ・鑑賞・観劇録
そう言えば、『星の王子さま』の中で、王子はキツネに、「ものは心で見る。肝心なものは 目では見えない」と教えられるんだったな…って、今朝、ふと思った。

『星の王子さま』は、文字数も少なく、直ぐに読めるので、実は、私、何回か読んでいる。

最初に読んだ時は、「何だろう?この小説は…、わけが分からない…」と思った。
でも、よく分からないと思ったから、もう1回読んでみたくなって…、そして“愛読書”となった。

文字数が少なくて、子供向けの童話と言う人もいるかもしれないが、人として大切なこと、愛、友情、そして、辛辣な風刺が織り交ぜられている、読めば読むほどに面白い小説だと思う。

全世界で読み続けられている本だけあるな…と思う。
ファンが多いことにも、うなづける。

私は、あの小説に出て来る、自尊心の高いバラの花が好き。
そして、そのバラに、自分が世話をして育てた責任と、愛おしさを感じて行く王子が好き。

変な大人として出て来る、なんでも命じたがる王様、賛辞の声しか聞こえないうぬぼれ男、酒を飲むことが恥ずかしいと言いながら酒を飲んでる酒飲み、私は重要人物だと自分で言ってるビジネスマンなどは、辛辣な風刺だと思えて、少し、笑える。

大人と言われる年代になっても、この王子のような純粋な心は、心のどこかに残しておきたいものだと思う。

そして、そういう心が失われ来つつあるなと感じたら、『星の王子さま』のどこかを、少しだけでも読んで、自分の中に残っている子供の部分に覆いかぶさった“ホコリ”を取り除けたら…と思う。

昨日のblogに、“愛”やら“信”やらのことを書いて、そう言えば、『星の王子さま』に、「大切なものは目では見えない」と言うようなことが書いてあったな…と、ふと、思ったので…。

『星の王子さま』のことを書き、実は、この小説が好きなことを暴露した(?)、本日のblogでした(笑)。

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