ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

早くも成果…!

2010年08月03日 | ゴルフ全般
大宝塚ゴルフクラブにて、ハーフラウンドレッスン。
真夏の炎天下での練習を予測して、もしもの時のために”レイカ”(貼るカイロの冷却版のような、携帯アイスノン)まで持参していたのに、まさかの雨。
降り出した頃は、炎天下よりマシ。
通り雨だろうし、ちょっとシャワーを浴びてるみたい。
なんて思っていたのだが、なかなかやまず…。
結局、小雨降る中でのラウンドとなった。

この時季でも、雨に濡れると、ちょっと寒いと感じた。 
そして、雨に濡れて白くふやけたようになっている自分の手といい、”水”に濡れてひんやりする感じといい、まるで「夕暮れ時に、プールから上がった時」のようだった。
ゴルフ場にいながら、プールに入った時の感覚を味わった!?
ラウンド終了後は、雨に濡れた身体を温めようと、お風呂に直行したが…。
本日、ご参加下さいましたお三方、その後、体調は大丈夫だったでしょうか?

ラウンドの内容としては、今期のレッスンがはじまってまだ1ヶ月なのに、早くも、みなさん、その成果を発揮して下さっていた。
肩甲骨から先が腕と言う感じで、腕がスムーズに振れていて…結果、ティーショットもフェアウエイウッドも、ポーン・ポーンと、よく飛んでいたし、ミスも少なかった。
本日ご参加下さった三名の方々は、みなさん、現在行っているスイング中の肩甲骨の動きに興味を持って下さっているようで、雑談中も、これについて話すことが多かった。
そして、このうちのお一人が、ラウンド終了後に「力を入れずに振るとは、どういうことなのか、分かってきた」とおっしゃっていた。

肩甲骨から先が腕と言う感じで振れるようになると、はたから見れば、ゆったり振っているように見える。
そして、振っている本人も、「そんなに手先に力を入れて、ボールを”しばきに”行かなくて良いんだな…」と言う感じになると思う。
ボールが飛んでいるということは、実際は、その人の筋力が働いるから飛ぶ。
その働く筋力は、肩甲骨がスング中に適切に動き出せば、小手先の腕の筋力ではなく、体幹に付いている大きな筋力に変わる。
だから、凄く筋力を使っているように感じていなくても、よく振れるし、飛ぶと言う結果になって現れる。

「力を入れずに振るとは、どういうことなのか、分かってきた」とおっしゃった、この感覚は素晴らしいと思うし、私も、こういう言葉が聞けて嬉しかった。

ショットが良くなれば、やはり、ラウンドのテンポも良くなるのか、前の組の進行を少し待っている時間も含めて、ハーフをラウンドするのに要した時間は2時間25分だった。
(スタート時は、前の組と1ホール半か2ホールは開いていたと思われるが、7番ホールで追いつき、そこからは、ティーグランドで待っている時間が長くなった。7番ホールまでのペースでラウンドできていれば、多分、2時間10分くらいで廻れていたと思う。レッスンだったので、所々で、もう1球などと練習もして頂いていたのに、このペースで廻れたことは、かなり良かったと思える。)

やはり、良いペースでラウンドするには、はじめにショット有りきなんだろうな…と思えた。

…肩甲骨と上腕骨の周囲には、骨と骨を繋ぐ色々な細かい筋肉もたくさん付いている。
変に動かせば(間違った使い方をすれば)、痛めるなんてことも危惧される。
だから、この辺りのレッスンについては、私も慎重性を要する。
また、上腕骨の骨頭(上腕骨の一番上)が、肩甲骨の小さな”臼”にはまり込むような感覚(肩のゼロポジション)なんて、感じ取れないとおっしゃる方がいらっしゃってもおかしくない…とも思ってる。
ボールに当たる当たらない、打ったボールが曲がる曲がらないを、”直接的に解決する”レッスンをしている訳でもないから、「当たって飛べば、それで充分」と思っておられる方には、少々まわりくどくて、”うざい”レッスンかもしれない。
(今期のレッスンは、”説明”の時間も長いし…苦笑)

こだわりたくても、「こだわって良いのかな?」「こだわっても大丈夫かな?」と思っているレッスン。
「でも、こだわりたい!」と思うレッスン(笑)。
だからこそ、今期のレッスンの成果だと思えるスイングやショットを見ることができるのは、ものすごく嬉しい。

「プールに入った?」と思えるくらい、雨に濡れたが(苦笑)、「こだわりたい部分のこと、やっぱり言って良かった」と思えた、本日のハーフラウンドレッスンだった。

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