ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

『雨が降った後のラウンドで起こりえるケース』の答え

2009年03月15日 | ゴルフの空 その5
一昨日の問題の答えです。

先ず、①のボールにべったりとはりついてしまっている泥は、次打を打つ時に、取り除くことができるでしょうか?できないでしょうか?
答えは、できない。
ただし、自分のボールかどうか識別できないくらいに泥だらけになっていた場合は、それを確かめるために必要な範囲でふくことができます。
違反は、1打の罰。(規則21 b)
泥のほか、枯れ葉などでも、ボールに付着してしまっていれば、取り除くことはできません。
ボールに付着しているものは、ルースインペディメント(自然のもの)ではないため。(定義32)

②の、地面に食い込んでしまったボールは、そのまま打つしかないでしょうか?
それとも、何か救済を受けることができるでしょうか?
答えは、救済を受けることができる。
規則25-2に、『スルーザグリーンの、芝草を短く刈ってある区域で、球がその勢いで自ら地面に作った穴(ピッチマーク)にくい込んでいるときは、その球は罰なしに拾い上げてふき、ホールに近づかず、しかも球のあった箇所にできるだけ近いところにドロップすることができる』と書いてあります。
だから、芝草を短く刈ってある区域に落下したボールが、地面に食い込んでいたのであれば、無罰で、規則に従い、ドロップすることができます。
でも、”芝草を短く刈ってある区域以外”なら、この規則は適用できないため、ラフなど芝草が短く刈られていない区域に食い込んでいた場合は、この救済は受けられないと解釈することができますので、ご注意を。

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