アアルトコーヒーの終わり

看板もないような店だけど、近くの小学生の「町の名人を探そう」という
課外授業で、アアルトコーヒーを希望してくれる学生が何人かいる。
なんだか、うれしい。
名人じゃないけれど、コーヒーを焙煎するという仕事があると
知ってくれている子どもたちがいるってことが。
全然知らなかったもんなー、私。

我が家の子どもたちはどう思っているんだろう。
ふたりとも全く興味がないみたいだが。
それでいいんだけど。
私が勝手にはじめたコーヒー屋、継いでもらいたくない。
彼女彼らの人生、自分たちの思うままに生きていってほしい。
アアルトコーヒーは、私と妻で終わり。

コーヒーが好きで好きで、コーヒー屋になったわけじゃない。
だから、必要とされなくなったら、やめる。
それは、最初から決めていること。
って、終わりを決めて始めるあたりが、変わってるのかなあ、やっぱり。
普通の人なんだけどね、私。
変わってるってよく言われるのが、不思議だ。