「肌寒かった関西旅行記(その17・京都編④)」のつづきなんですが、並河靖之七宝記念館訪問のあとのことは当日の記事「関西旅行3日目のダイジェスト」に書いた勘違いがハイライトだったもので、簡単にいきます。
弁解がましいのですが、京都や札幌のように碁盤の目状の街は、方向を間違いやすいと思います。札幌のように「○条△丁目」といった座標っぽい住所ならば、間違いに早く気づきますが、ほとんど土地鑑がなく、大路しか名前を知らない京都の場合、かなりきつい…。
なにせ、通りの名前はこんなに個性豊かなんですから
左の写真は京都の街を東西に貫く御池(おいけ)通と間之町(あいのまち)通との交差点で見た表示板で、これによると、御池通と交差する通りは、東端の1)川端通から、2)木屋町通、3)河原町通、4)寺町通、5)御幸町通、6)麩屋町通、7)富小路通、8)柳馬場通、9)堺町通、10)高倉通、11)間之町通、12)東洞院通、13)車屋町通、14)烏丸通、15)両替町通、16)室町通、17)衣棚通、18)新町通、19)釜座通、20)西洞院通、21)小川通、22)油小路通、23)堀川通…といった具合…。
しかも、これは南北の通りだけで、東西の通りもあります…。
これ、どうやって覚えるのでしょうか?
と、これは元素記号にようにゴロ合わせで覚えるしかないでしょ
こちらのサイトに、東西と南北の通りの名前を織り込んだそれぞれの「通り唄」が載っておりました。
私、化学が大の苦手でして、周期表なんて覚える気も起きなかったんですけど、京都の通りの名前も、かなりハードルが高いなぁ…
さて、この夜の京都の宿は、こちらで書いたように、「値頃感の倍のお値段」にもかかわらず、急遽1泊追加したのですが、そのホテルの部屋は、幸か不幸か「ツインルームのシングル使用」で、ベッド以外のスペースが限りなく狭い
湯沸かしポットとお茶セットとか、有料TVのリーフレットとか、ホテルにつきものの一群は、「一応、置いてます」とばかりに、TVの裏側に並べられていました。
デスク(のようなもの)はPCを置くのが精一杯で、お湯を沸かす場所は、、、
床しかない…
これで、「シングル 素泊まり 1泊15,000円」だというのですから…。いくら「オン・シーズン」とは言え、さすがは京都…
食事と共に、これが京都旅行のネックだよなぁ…と改めて感じ入ったのでありました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます