プリンタをEPSON EP-901Aに買い替えてから4週間近く経ちました(プリンタ買い替えの経緯はこちらとこちらをご参照)。
そんな折、EPSONからメールが届きました。
「【MyEPSON】インクジェットプリンター廃インク吸収パッド交換に関する保証期間の延長についてのお知らせ」と題するこのメール、要は、「今月1日から、廃インク吸収パッドの交換に関する保証期間を、製品購入後1年から、2年間へ延長する」という内容です。
今回のプリンタ買い替えは、それまで使っていたPM-G820の廃インクパッド交換時期が近づいているようだ、というのが第一の理由でした。ですから、買い替え後に「廃インクパッド交換に関する保証期間を延長」なんてお知らせを受け取ったらショックかというと、全然そんなことはありません。
そもそも、PM-G820は既に2年半も使い続けてきていたわけで、保証期間が1年から2年に延びようと、私には無関係です。
それでも、EPSONインクジェットプリンタのハード・ユーザーにはうれしいお知らせなんだと思います。
さて、EP-901Aも使い始めて早くも4週間弱、そろそろ最初のインクカートリッジを使い切るタイミングになりましたので、この辺りで使い勝手や使い心地を書き残しておきます、
外観のデザインは、従来のOA機器のイメージと一線を画しています。
ピアノブラックのつややかな上部とつや消しブラックの下部を分断するシルバーのライン、全体を貫く柔らかなカーブがなかなかです。気に入っています。
とりわけ、EP-900系(こんな区分けがあるのかどうか知りません)の最も特徴的なスキャナ・カバーの緩やかなスロープが素敵です。
このスロープは何のためにあるのかと申しますと、右の写真のように、真ん中の部分を引き上げると、ADF(オート・ドキュメント・フィーダー)が姿を現します。まるで秘密基地のようですね。この「変身」は、もちろん手動です。こんなところを機械仕掛けにするのはムダというもの。
ところが、この大仰な機構を持つADF、私の場合は無用の長物に近い存在になっています。
FAX送信に使ったり、片面かつ単票の原稿を何枚もスキャンする場合には重宝するに違いないADFですが、EP-901AにはFAX機能はついていませんし、私がスキャンする原稿は、本だったり、両面モノだったりする場合が多いものですから、昔ながらの読み取りベッドに原稿を乗せるやり方の方が遙かに機会が多いし、便利です。というか、ADFでは対応困難なケースが多いわけで、ADFは開店休業状態が続いています。
開店休業状態といえば、EP-901Aの最大の売りとおぼしき無線LAN機能もまた休業状態です。
EP-901Aを買ってきて、最初にセッティングしたときは、無線LAN機能を使う気満々でした。無線LANルータとの接続はそこそこ簡単に完了し、試し印刷も成功
と、その時、メインPCのインターネット接続が途切れてしまったのですよ。ちなみに、メインPCは有線でハブに繋いでいます。そこで、ハブやVDSL装置(光接続の宅内端末)の電源を「切る⇔入れる」を繰り返しますが、インターネットにつながったかと思うとすぐに切断されてしまいます。
モバイルPCでも試してみましたが、状況はまったく同じで、無線接続・有線接続ともインターネットにつながったかと思うと切断される…です。
携帯電話でプロバイダのトラブル情報を見ても、トラブルが発生しているわけではなさそうです。
状況からして、悪さをしている可能性があるのは、EP-901Aの無線接続くらいしか思いつきません。そこで、EP-901Aの電源を切ると、おやまぁ、メインPCもサブPCもいつものとおりインターネットにつながります。
原因はまったく判りません、っつうか、EP-901Aの無線接続が悪さをしている証拠はありませんが、安全サイドでEP-901AはメインPCにUSB接続して使っています。その後、インターネット接続が途切れる不具合はまったく発生していません。
ADFや無線LAN機能は、宝の持ち腐れ状態ですが、使わなくても不便は感じていませんので、まぁ、これは許容範囲です。
と、とりあえずこの辺で「その1」はおしまい。
ちょっと、忙しくて…。
つづき:09/10/18 EPSON EP-901Aの使い心地(その2)
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