「2021年春のドライブ旅行記 #1-2」のつづきは、旅行2日目、4月30日(金)のお話しです。
行程は「ダイジェスト #1」で書きましたので、ここでは省略します。
山梨県中央市のホテルで目覚めると、前夜の雨が嘘のように晴れ上がり、窓からは南アルプスがキレイに見えました
正面に見える雪山は、「白峰三山(しらねさんざん)」の一つで、国内で3番目の高さを誇る間ノ岳のようで、この左側に農鳥山、右側には富士山に次ぐ3,192mの高さの北岳があるはずなんですが、ここからは間ノ岳しか見えませんでした。
また、朝食を摂るべくエレベーターに乗ろうとすると、エレベーターホールの目隠し付きの窓から、富士山も見える
さて、「MISIA 星空のライヴ ACROSS THE UNIVERSE」の河口湖 3 daysの中休みのこの日、宿泊する諏訪市のホテルまでの行程が未定でした。
数日前までは、前回、諏訪大社上社にお参りしたときに素通りしてしまった諏訪市博物館と、大好物の土偶たちに逢いに尖石縄文考古館に出かけるつもりだったのですが、両館のHPを見ると、どちらも4月30日(金)は休館日
「年末年始と月曜日がお決まりの休館日で、月曜日が祝日の場合は翌日が休館日」というのはよくある話ですが、両館は「祝日の翌日」も休館日だそうな
これは長野スタンダードなのでしょうか?
「それならどこへ行こうか」と、起きるなり、ネットで調べると、甲府にある山梨県立美術館で「テオ・ヤンセン展」をやっているではありませんか
もともとテオ・ヤンセンの作品に興味を持っていた私は、すぐさま「10:00~10:30」の観覧予約しました
これがホントの「朝飯前」
また、甲府城趾を歩いてみよう と思い立ってネットで調べると、舞鶴城公園には、一般車用の駐車場が無い
二つある駐車場は、どちらも「バス・お身体の不自由な方に限ります」で、かつ、事前予約が必要な由。
まぁねぇ~、JR甲府駅とは目と鼻の先、つうか、1903(明治36)年に、すでに廃城されていた甲府城趾を横切って 中央本線が敷かれたような位置関係で、駅至近の一等地でしょうから、団体旅行客とハンデを持った人用の駐車場だけをなんとか確保したのでしょう
でも、まぁ、駐車場がまったく無いことはなかろう と、舞鶴城公園周辺を走ってコインパーキングでも探してみることにしました。
このあと朝食を摂り、9:30にホテルを出発
ホテルの駐車場からも富士山が見えるじゃありませんか
エレベーターホールからの眺めと違って、電線が多い
でも、4月初めに練馬区立美術館で楽しんだ「電線絵画展」のキャッチコピー、
富士には 電信柱も よく似合ふ。
とか、再放送でハマっているNHK連続テレビ小説「花子とアン」のじいやんの自説であるところの「こっちが富士の表側」を思い出したりして…。
それはともかく、目的地を山梨県立美術館にセットしたナビに導かれるままに、広い道はもちろん、妙に狭い道をクネクネと走るうちに、山梨県立美術館に到着しました。
時刻は9:57
「テオ・ヤンセン展」の観覧予約は10:00からですから、ものの見事なジャスト・タイミング
というところで、「#2-2」につづきます。
つづき:2021/05/19 2021年春のドライブ旅行記 #2-2