1月2日に秋田の別邸に帰省してきました。
近々1都3県に緊急事態宣言が発出されそうですが、だから帰省してきたわけではなく、規定路線です。過去数十年欠かしていない恒例の小規模新年会が2日にありましたし…。
昨年末から北日本~北陸で大雪が降っていて、山形新幹線や山形~秋田の県境では奥羽線も不通になっていましたが、秋田新幹線は問題無しだというので、好天の下、2日朝に本宅を出発しました。
冬型の気圧配置だけに、赤城山も、日光の山々も、
那須の山々も
大変美しく、良く見えました
例年の年末年始の帰省だと、宮城県内まではほとんど雪がなく、岩手県内入った一関辺りから雪景色が見られるものですが、今年は勝手が違っていて、福島県内から外は真っ白で、めったに雪が積もらない仙台も雪景色でした。
盛岡ではやぶさと別れてからの田沢湖線・奥羽線内は、色彩のない世界だったのはいつものこと
途中、古川駅でのポイント故障の影響で5分ほど白石蔵王駅で臨時停車したり、なぜか盛岡駅を発車するなり急停車したりしたことで、結局、定刻から20分遅れで秋田駅に到着。
駅ナカで昼食に天丼弁当を買って、タクシーに乗って別邸に向かいました。
別邸に着くと、門から玄関まで、しっかりと吹きだまっていたので、鍵を開けて玄関に入ると、家に上がることなく、荷物を玄関に置き、長靴に履き替えて、さっそく雪かき
まだ降ってから間もないらしい軽い雪で、難なく、雪かきを完了できました。
まずは、帰省時には寝室兼リビングとなっている2階の自室に荷物を持って上がり、石油ファンヒーターに点火。
室温は氷点下なんだから…
つづいての作業は、この季節には欠かせない水道チェック
台所の石油ファンヒーターにも点火して、まず、昨シーズンには帰省すると蛇口からつららをぶら下げていた台所の水栓をチェックしました。
見た目は大丈夫 つららは下がっていません
ところが、水栓のレバーが、ミシミシッというだけで、まったく動かない完全に凍結しているようです。
でも、想定内ではありました。
つづいては、洗面所。
こちらは昨シーズンも凍ることなく、台所の水道が使えるようになるまで、飲料水の水源として重宝しましたが、今回も大丈夫で、しっかりと水と
お湯が出ました。
一方、風呂場は、シャワーこそ水&お湯が出るものの、風呂はダメ。昨シーズンは大丈夫だったのですが、「今年の寒さは 記録的なもの」(「氷の世界」by 井上陽水) なんでしょうな
最後はトイレ。
まず、大(別邸のトイレは、洋式便器&小便器の二本立て)の水だけ流してみました。
おぉ、流れたぁ~ と思ったら、出口が凍結しているらしく、便器いっぱいに水がたまってしまったではありませんか
これでは使えません 相当にマズい状況です
小の方は、水を流すボタンを押し込めない状況、つまり凍っています。
台所の水道凍結の件は洗面所から水をケトルに入れて運べばなんとかなりますが、トイレが使えないというのは、めちゃくちゃマズい
しばし思案した後、押し入れからめったに使わない電気ストーブを出し、それをトイレに持ち込んで、トイレの暖房を開始しました。
そして、30分後、恐る恐るトイレを覗くと、大が満々とたたえていた水は、通常レベルまで下がっていました
もう一回水を流すと、普通に流れていきました
水面には氷が浮いてはいますが、最悪の状況は脱したもようです。
さらに、風呂の水&お湯も出るようになり、
となったのでありました。
残る台所の水栓で、大アクシデントが発生しました。
ようやくレバーが動くようになり、水もチョロチョロと流れ出し、さぁ、開通だ と思った時、レバーがゴテッと外れ、その付け根(だった所)から水が噴き出し始めたのです (下の写真は本日撮影)
吹き出す水を浴びながら、「レバーの付け根だったところ」にタオルを突っ込んでみても、水勢は弱まるものの、止まりません
流しの下に頭を突っ込んで元栓を探しても見つからない
確か、外の灯油タンクの下あたりに鉄の蓋をかぶせたメーターボックスがあったような気がしたので、外に出て、そのあたりを雪かきしましたが見つかりません。
さらに、給湯器の周りを探しても、水道の元栓は見つかりません。
ん~~、どうした良い?
アイデアが浮かばないまま、藁にもすがる思いで、給湯器への水の供給弁を閉じてみました。
すると、、、、、台所から轟く(?) 水の音が止まった…
どうやら、台所には、給湯器から水とお湯が供給されているようで、給湯器に寝ていただくことで、なんとか窮地をしのぐことはできたっぽい
ふうぅぅぅぅ~という、長く深い安堵のため息を漏らした後、びしょびしょになった台所を拭き、びしょびしょになった服を取り替えて、そして、新年会へと出かけていったのでありました。
この翌日(きのう)、さらなるアクシデントが発生したのですが、それは「後編」で…。
つづき:2021/01/05 帰省したら氷攻め・水攻めにあった (後編)