台風というものは、小型で、高速で駆け抜けてくれるとありがたいものですが、現在来日中(?)の台風5号は、15km/hと自転車並みの速度で鹿児島にたっぷりの風雨と暴風をみまったのち、南九州⇒四国⇒関西⇒濃尾地方、さらには北陸⇒東北と日本中をなめ回しそうな気配です。
一昨日の夕方、TVニュースを見ていると、次から次へと高波が押し寄せる鹿児島・佐多岬の様子が映し出されていまして、だからというわけではなく(順番です)、「6年ぶりの鹿児島旅行記 #2-7」のつづき、鹿屋から佐多岬に向かうところから…
鹿屋からひたすらR269を南下して佐多岬を目指したわけですが、ときどき、右側に錦江湾越しに開聞岳が見えて、そして、だんだん大きく見えてくるのが楽しかった…
ただ、ちゃんとした写真は、佐多岬からの帰りに駐車場にクルマを駐めて撮ろうと思ったのですがねぇ…
さて、R269は予想通り交通量は少なく、とてもスムーズに走れました。
まさしく快適なドライブ
ただ、時間がかかる…
たかだか60km と思ったのに(私のいつもの通勤距離とほぼ同じ)、なかなか佐多岬に着かない…
そして、鹿屋から1時間半を要して、もうすぐ佐多岬 というところまで来ると、地元(だと思う)のおじさんが、クルマを駐車場に誘導します。
あれっ? もっと先まで行きたいのに と思ったら、この駐車場(佐多岬公園第2駐車場)から先は工事中で、シャトルバスでしか先に行けないのだとか
おいおい、時間が無いんだけど…と思いつつ待つこと数分、バスがやって来ました。
佐多岬のある南大隅町の公用車らしきマイクロバスには、南大隅町のゆるキャラ、みさきちゃんが描かれていまして、「佐多岬のみさきちゃん」なのでしょうけれど、私は別の意味で萌え上がりました(判る人にはお判りのことと思います)。
それはさておき、さっそくバスに乗り込んで、いざ
だったんですが、バスは見晴らしのよいスポットに一旦停止して、運転手のおじさんが解説してくれます
時間に余裕があれば楽しめたのでしょうけれど、少々焦りつつあった私には、日本の田舎ならどこにでもありそうな漁港にしか見えませんでした
で、ついにバスの終点「北緯31度線展望広場」に到着
佐多岬は、大隅半島最南端の岬なんですが、この場所を何と表現したらよいのか、かなり難しい
もちろん「日本最南端」ではないし、「鹿児島県最南端」でもない。
そこで登場したのが、
「本土最南端」
う~む、、、、奄美大島どころか、種子島(町の公式HPのTOPがすごぉ~い)や屋久島も「本土」ではない ということですか…
それはさておき、佐多岬からは種子島や屋久島のほかいろいろ島が見えるそうなのですが、、、
見通しが悪い
そこで、上の写真を思い切り補正しますと、、、
矢印のところにかすかに島影が見えますが、これが種子島なのか屋久島なのかも判らない
またもやう~む と唸りながら、帰りのマイクロバスを待ちました。
今回、私が足を踏み入れた「本土最南端」であるエントランス広場では、施設整備の真っ最中でした。
ここから、御崎(みさき)神社、佐多岬展望台を経て、「真の最南端」までは、まだまだ先に進む必要があるのですが、今回はおあずけです
ちなみに右に載せた写真は、佐多岬公園のエントランス広場で14:45に撮影したものですが、これがなんと、この日撮った最後の写真でした
この事実が、この後に起こったすべてを物語っている気がするのですが、その話は「#2-9」で書きます。
それはそうと、台風5号が暴れすぎないことを願っています。
つづき:2017/08/16 6年ぶりの鹿児島旅行記 #2-9