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20160924 大人の社会科見学 vol.28@京都迎賓館見学

2016-09-28 | 大人の社会科見学
京都迎賓館見学は、土曜日(2016/09/24)の午前。

前日の金曜日(2016/09/23)に、
四条にある観光案内所に立ち寄って、
翌朝土曜日の交通状況を聞いたんですが
「土曜なんでバスは(道は)混む」との予想。
実は、京都迎賓館に行くのに一番近い交通機関はバスなので、
「バスで行きたいなぁ。地下鉄の駅から遠いしなぁ。」と
思っていたんですが、この“混む”と言う予想で、
バスで行くのは断念。
おとなしく地下鉄で行くことにしました。

でも、最寄駅から15分も歩くんですよねぇ。
京都御苑、広い。
でも、時間を気にしてジリジリするより、
時間を気にせずに行ける方が、
精神衛生的には良いかと無理に納得(笑)。

ちなみに、京都のバス、“混みます”よね。
ダイヤに遅れると言う意味でも混むし、
中に客がギッシリと言う意味でも混みます。
金曜日に京都御所を見学した後にバスに乗ったんですが、
バスは来ないし、乗ったら混んでるしで大変でした。
判ってはいたんですが、その具合を再確認。

さて土曜当日、ホテルで朝食を摂ってから出発です。
外飯にしても良かったんですが、
ホテルの料金に朝食も含まれているんで節約しました。

土曜日に決心した通り、地下鉄で京都迎賓館のある京都御苑へ。

京都御苑には、京都御所見学をした時と同じ、
乾御門から入ります。

そしてそのまま東方向に歩いていきます。
これは、金曜には通りかからなかった、
京都御苑の朔平門。

京都御所の施設案内図に寄ると、
飛香舎と言う建物に至近の門のようです。

そのまま更に東方向に進むと、猿ヶ辻です。

京都御所の鬼門にあたり、
日吉山王社の神のお使いの猿を祀っているそうです。
ここだけ、角が取れている形状になっています。

猿ヶ辻を南方向に曲がります。
そしてそのまま進み、最初の角を再び東方向に曲がると
京都迎賓館の塀が見えてきます。
塀は、京都御所の塀に似せてありますが、
明らかに現代の真新しい作りです。

そしてこれが、京都迎賓館の正門。

でも、ここはVIPのみ入れる所。
見学者の受付は更に先(南より)の西門です。

受付の西門に到着すると、時間が早すぎて、
係員不在で、門も空いて居ませんでした。

お陰で同じく早く到着した地元関西のご夫婦と
仲良くなっちゃいました。
こう言うの良いです(^^)v

時間が近くなると開門して、中から係員が登場。
人数を数え、受付の地階へ案内されます。
地階は撮影禁止なんですよねぇ。
単なる駐車場なのに。
見学の受け付け体制を見られるのを嫌がった?

荷物検査とボディチェックのX線ゲートを通った後、
料金の支払いなんですが、なんかパソコンを使って
めっちゃチェックされます。
そのチェック完了後、自動券売機で入場料を支払うんですが、
見学者の変更が、当日窓口で口頭申し出可能と言うユルさなのに、
パソコンでいったい何を確認していたんでしょう?
赤坂迎賓館は、荷物検査とボディチェック完了後は直ぐに
自動券売機で入場料支払いだったんだけどなぁ。

今回は、ガイドツアー方式なので、受付終了後、
見学開始時間になると、ガイドと共にやっと迎賓館の玄関へ。

思ったよりも普通の玄関と言ったら怒られるでしょうか?

天井は、吉野杉だそうです。


玄関の屋根の五七の桐。

京都迎賓館は、赤坂迎賓館と違い、皇室の施設であった歴史はないので、
菊の御紋はありません。

因みにこちらが、先ほど外側から確認した正門。

VIPは、ここから車列で入ってきます。
なんか、“お城”にありそうな門です。
“お城“と言っても、赤坂迎賓館の様な洋風のお城(宮殿)ではなく、
日本のお城と言う意味です。

玄関で、スリッパに履き替えます。
とは言っても、学校の様にすのこがあって、
その上で履き替えるわけでもなく、
普通に地面で履き替えです。
赤坂迎賓館の和風別館の時は、建物の中で、
建物の上に上がるときに履き替えたんですが、
ここでは単純に違う履物になったと言うだけ。
VIPの場合は、靴を履き替えるということはなく、
外履きのまま、中に入っていくそうです。
今日は雨で無かったのでいいけど、
雨天の時にこう言う形式で履き替えると、
スリッパは濡れるし、
そもそも、すのことかがないので、
靴の履き替えが出来ないと思うんだけど?

今回の京都迎賓館見学は、ガイドツアー方式だったんですが、
赤坂迎賓館と違い、写真撮影が可能です。
赤坂迎賓館も写真撮影許可すればいいのに。
もっとも、ガイドツアー方式か、自由参観方式かは、
利用者が選ぶのではなく、主催者側(内閣府側)が、
「この期間は自由参観方式。この期間はガイドツアー方式」と
決めています。

これは、正面玄関の取っ手。

京都の組紐をイメージしたデザインになっています。

そして、玄関から入った所の天井

一枚板です。

こちらは欅の床。

いまは見学用にグレーのカーペットが敷かれています。
VIPが来た時は、この木の床を外履きのまま入るそうです。

これは、床においてあった行灯。

折り紙をイメージしています。

これは、ロビー的な位置付けの聚楽の間

ロビーですが、部屋という感じではなく、
廊下の一部というイメージでした。

これは、聚楽の間に飾られていた竹工芸。

早川尚古齋作の《重ね編剣菱紋花籃》

こちらは、花籃が置かれていた不窮斎高野宗陵作の《色漆網銘板》


この京都迎賓館は、釘隠しもデザインされています。

聚楽の間の釘隠しは、千代結のデザインです。

次は夕映の間。
大臣会合などの会議や、立礼式のお茶などに使われる部屋だそうです。
東西の壁面に縦2.3m、横8.6mの織物が掛けられていて、
こちらは東側の、比叡山から月が照らす様を描いた《比叡月英》


こちらは西側の、愛宕山に夕日が沈む様を描いた《愛宕夕照》


夕映の間にあった、飾り台

螺鈿細工が施されています。
って言うか、こちらが映るほどキレイです。

そしてこの夕映の間は、東西の壁面が可動式になっていて、
部屋を三分割することができるそうです。
三分割した部屋の一つ比叡の間。

今は、真ん中を大きく広げているので、めっちゃ細長い
部屋になっていますね(笑)
この比叡の間は、自由参観方式の時は、見られないそうです。
今回のガイドツアーの特典です。

正面は庭園。


この石柱ですが、16世紀に秀吉によって造られた、
五条大橋の土台に使われていた石柱だそうです。

あとで反対側が見られますが、「天正十七年八月」と
刻み込まれているのがわかります。
その横の、横たわっている石も、
ガイドの人が由来を語っていたんですが・・・・
失念。残念。

次は、京都迎賓館最大の部屋の、藤の間。
晩餐会等に用いられるので、
そのテーブルのイメージが展示されていました。


そして壁面には、縦3.1m、横16.6mの大きな織物《麗花》

39種類の草花が織り込まれているそうです。

藤の間の天井。

釘を使わない指物です。

そして、天井の十字の重なった部分のアップがこれ

ちょっと見づらいですが、藤の間の釘隠しと

同じデザインになっています。

これは、藤の間の舞台。

舞や能、琴の演奏などが行われるそうです。

その舞台の扉に見事な細工。

截金(きりかね)と言われる、金箔を使った細工です。

そして、この藤の間でも飾り台。

反射が・・・

館内一方通行を実現すると言う事で、
バックヤードを一部歩きます。
それも、ガイドツアーならでは。

和厨房を通って、次の部屋へ

次の部屋は、56畳敷きの桐の間


藤の間が洋の晩餐室ならば、こちらは和の晩餐室と言う感じです。

桐の間の欄間にも截金が施されていて、
桐の間側と

反対側で

異なるデザインになっています。

また、桐の間の畳ですが、い草は、京都迎賓館用に栽培。
写真だとちょっと判らないかもしれませんが、
「中継ぎ表」と言う手法が使われていて、
中心の5列目で二本のい草をつなぎ合わせて居るそうです。

これは、桐の間の床の間に飾られている日本画。

菅原健彦の作で《雲水峡》
右から《深山》《水行》《雨林》と言うサブタイトルがあります。

そして、桐の間の座椅子の背もたれには五七の桐

全部で18席の座椅子があるんですが、
一つとして同じ五七の桐は無いそうです。



よく見ると、桐の葉の様子などが微妙に違っていました。

桐の間の釘隠しは、五七の桐

この部屋は、五七の桐が満載です。

これは、桐の間と和会食棟玄関の間の障子

アップ。

石垣張りと呼ばれる張り方だそうです。
継ぎ目が見えるでしょうか?
昔は大きな和紙が作れなかったので、
小さな和紙をこの様に上手く継いで張っていたそうです。

露地

天井は舟底天井、
床は(カーペットで見えませんが)信楽の土で焼いた陶板、
壁は京さび土塀

露地を抜けると、実は再び藤の間の前に。
ですが、藤の間ではなく、ここでは廊橋です。

この廊橋の天井も舟底天井です。
そして、その天井の四隅には



鈴虫


蜻蛉


蟋蟀

の透かし彫り

そして、廊橋から、さきほど夕映の間から見た
石柱の反対側が見えます。

こう言う年月が彫り込まれていました。


さて、ラストスパート(笑)
廊橋を渡って、本館(玄関)の方向へ行くと、
和舟がありました。

この庭園の池に浮かべられる小舟ですが、
初めて乗ったのは、イケメン国王と美人王妃でお馴染みの、
ブータン国王夫妻だそうです。

これで館内一周。
もう一度、出発地点の地下駐車場に戻って解散です。

簡単な土産物売り場がありましたが、もちろん現金決済オンリー。
観光客の消費をあてにするんだったら、
ここにクレジット決済を入れないとダメだよ。
赤坂迎賓館も同じ。
でも結局、現金で絵はがきとか書籍を買って散財してしまいました(苦笑)

このあとは、再び京都御苑を歩きます。

これは、前日中側から見た建春門。

中より、外からのほうが近くまで行けますね。

そうしたら、偶然、蛤御門にたどり着きました。

“蛤御門の変”の蛤御門です。
今日は、この蛤御門から京都御苑の外へ。

これは、中立売御門

中に入ると、駐車場も近いので
京都御苑のメインっぽい門になっていますね。

これで、京都迎賓館見学は終了です。
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