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第7回神保町創作落語の会

今日は、隅田川花火大会の日ですが、
そちらには行かず、神保町で創作落語。
場所は、神保町花月。
こんなところにも、劇場があるんですね。
よしもと恐るべき(笑)。

四人の落語家の方々が出るのですが、
出演順に、演目とともに記すと
桂三実『アイドルは総理大臣』
三遊亭圓丈『噺家と万歩計』
笑福亭羽光『ニューシネマパラダイス』
桂文枝『摩天楼の翼』
と言うラインアップでした。

開演時間間際まで、結構空席があって、
“おいおい、ダイジョブ?”とドキドキしたんですが、
開演時間には、9割くらいの客の入りになっていたようです。

まずは、桂三実の『アイドルは総理大臣』から。
これは、本当のアイドルが総理大臣になったという話ではなく、
総理大臣のファンが引き起こす騒動を描いたお話。
総理大臣ファンの話と言う事なので、アイドルファンの様に見立てて、
上記のタイトルになった様です。
実在の人物を、面白おかしく茶化したら、もっと面白かったんだけどねぇ。

二人目は、三遊亭圓丈で『噺家と万歩計』
修行中の落語家と師匠の話。
修行中の落語家がいて、その師匠が修行中に亡くなった場合、
どこまで修行が進んでいたかによって、その修行中の落語家の
その先の進路は決まるそうです。
江戸と上方では違うらしいのですが、
江戸の場合は二つ目まで行っていれば、
一応一人前と言う事になるそうなのですが、
そこまで行っていない場合は、
同じ一門の中の新しい師匠に弟子入りすると言う事になるそう。
上手く、師匠方で決めてくれればいいのでしょうけど、
押し付け合いになる事も無い訳ではないと言う事から、
この話が出来たそう。
新しい師匠のところに行くよりも、いまの師匠を修行が終わるまで、
なんとか長生きさせようと言う事で、健康管理の意味あいで、
師匠に万歩計を持ってもらうんですが、そこから話がおかしくなる
と言う内容です。
ありそうな、皮肉要素も入っていて、面白いお話でした。

ここで休憩。
でも、「何時まで何分間の休憩です」と言う様に、
休憩時間を明示しないんですね。
「しばらく休憩です。」と言うアナウンス。ビックリです。

休憩の後の再開は、笑福亭羽光の『ニューシネマパラダイス』
落語の演目を、映画の特報風に宣伝するというものなんですが、
でも、これ落語?
一応、落語の演目の話ですが、この芸自体はネタでは無いかと?
元となっている落語を知らないと、このネタの面白さは半減かなぁ。
幸いにも、私はわかりましたが。

最後は桂文枝の『摩天楼の翼』
これは、落語ですね。
ただ、舞台は大阪なので、東京の人間には土地勘が無くて、
解ったかどうか・・・。
まぁ、高層ビルの名前は知っているでしょうけどね、
その近くのJRの駅の名前なんてねぇ、知らないよね普通。
なぜか私はわかりましたが。

文枝師匠は、落語に入る前に、富士山に登った話をしていました。
だいぶ大変だったようで、「もうヤダ」と言う感じでしたね。
その時の落語をしようかとおもったそうなんですが、
大人の事情なのでしょうか、今日は、上記のお話でした。

落語って、庶民の演芸なんですよね。
現代の創作落語も悪くは無いですね。
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