小出の「氷室饅頭」1個¥110(税抜)
金沢では、7月1日氷室饅頭を食べる。
今では夏負けしないという縁起物らしいが、昔は旧暦氷室の日にふさわしい進物品だったらしい。
(北國新聞6/29)
私は地元民じゃないので、はじめは「氷室?」って感じだったが、10年超えて住んでいるので、
すでに「そうそう、氷室開き、氷室饅頭よね~」と変化した。
今年は、森八と小出の2店の氷室饅頭をいただいた。
両店とも、3色ある麦まん・酒まん・こしあんで共通していた。
甘みは抑えめで、ふわっとお酒の香りがします。
金沢の和菓子店は、こぞって氷室饅頭を作るので、きっと独特なものを作っているところもあるはず。
来年は、そういう饅頭を探してみたいものだ。
ちなみに氷室開きは、金沢・湯涌温泉の行事で-
“藩政期、加賀藩主が徳川将軍に献上するために始まったとされ、昭和30年代に一度途絶えましたが、昭和61年に復活、冬と夏の風物詩として定着しています。
1月下旬、氷室小屋に詰め込まれた雪は、6月30日の「氷室開き」に切り出されます。”
今年は、行事復活以来初、暖冬高温のために氷室の雪がなくなり、念のため保存しておいた雪と白山の残雪を使って氷室を開く行事を行ったようです。
地球温暖化の影響ははかりしれないです。
氷室ちくわという芯に竹が入ったままのちくわも、氷室の日にあわせて、売り出されています。
来年は、変り種の氷室饅頭と氷室ちくわについて、レポート予定です。
■金沢湯涌温泉のすてきなHPを紹介します。
http://www.yuwaku.gr.jp/
市内から30分程度。こじんまりした温泉街。全体的に美しいかんじ。
「金沢湯涌夢二館」があり、夢二の作品(短歌、詩、絵画)を1時間程度かけて鑑賞できる。
■旧江戸村施設移転整備事業を金沢市が行っており、茅葺き農家群が移転されています。
無料で入園できるようです。
参考→http://www.yuwaku.gr.jp/page/01.html
■湯涌創作の森
いろいろな体験ができるようです。
http://www.sousaku-mori.gr.jp/index.htm
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