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2023.7.9 『湯ノ沢』(264m)  汗だくの林道歩き

 

 日曜日の朝「土方沢」下山後、

当別町青山の旧市街地まで戻り、

道々「月形~厚田線」に入った。

そして厚田に向かってしばらく走ると、

峠状の最高標高点を過ぎる。

すると左手に広い駐車帯が現れる。

そこから厚田側に下りだして間もなく、

左手に林道の入口が現れる。

ゲートの手前に駐車。

 時刻はまだ9時前だったが、

もうかなり気温が上がっている。

そんな中ゲートを越えて「古潭越林道」を歩き出した。

ゲートから目指す三角点ピークまでは4kmほどだ。

歩き出してすぐ気付いたのが、

林道両側の草刈りだ。

きれいに刈られて、

道幅をきっちり確保している。

人の手が入らず、

廃道の一途をたどる林道が増える中で、

この林道はまだ利用価値があり、

大切に保たれているということだ。

 この林道を歩くのは、

今回が4度目になろうか?

そのいずれもが、

涼しい時期か雨模様の時だったと記憶している。

それで気付かなかったのか、

けっこうなアップダウンを繰り返す林道だった。

今回は暑くて苦しかったので、

そのアップダウンをしっかりと感じ取ることになった。

スタートして間もなく、

ストック持参でよかったと感じた。

こんな暑い日のアップダウンには、

ストック必携だなあ。

 

 林道の周辺は一貫して樹木に覆われており、

視界はほとんどきかない。

ただ緑の美しい林道で、

それが暑いという苦痛を和ませてくれる。

 林道ゲートから3kmほどで、

広い土場に出た。

ここには昨年この周辺より切り出された、

大量の木材が積み上げられていた。

それらが全て搬出され、

広々とした土場の風景がそこにあった。

   土場から再び林道を奥へと進む。

そして1kmほどで、

目指すピークが見えてくるので、

林道から藪に入った。

ただ、藪とは言ってもひじょうに薄く、

何の問題もなく登り、

二等三角点「湯ノ沢」

樹木の葉が落ちるといくらか展望は利くのだが、

今は何も見えない。

 下山は同ルートを引き返す。

林道の端に小さな百合の花が咲いていた。

名前は知らないが、

こういう風に小さい花が好きだ。

 復路は益々気温が上昇し、

登り返しがきつい。

暑くてダラダラ歩いていると、

路上に出てきたヘビをうっかり踏むところだった。

とっさに避けて、

また緑の林道を歩き、

ゲート前の駐車地へ。

まだ時間が早いので、

暑さに耐えることもトレーニングと割り切って、

もう一座!

 

 

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2023.7.9 『土方沢』(ヒジカタサワ・271m)  暑くなる前に!

 

 いやあ、週6出勤は長いわ~

月~土曜日をフルに出勤してこなすほどの仕事量じゃないんだけどねえ。

そして日曜日一日だけの休日。

まあ、世の中には常に日曜日しか休めない方もおられる。

愚痴はこのくらいにしておきましょ。

 Hiromiが土曜日まで仕事の私には付き合いきれないと、

遠くの山へ出かけて行った。

また、来週末の三連休も別行動となり、

Hiromiはまた遠出すると言っているので、

ここは燃料代の節約第一で、

樺戸山地へ出かけることにした。

ただ気温が30℃にもなるような予報なので、

長距離歩行を避け、

3つの林道歩きを重ねることにした。

 一日しかない休みを有効に活用しようと、

昨日の終業後、

一旦帰宅してシャワーを浴び、

ビールと夕食を持って家を出た。

そして当別町『神居尻山』の麓で乾いた喉に、

「のどごし生」を一気に流し込んだ!

うめーっ!!

ずいぶん久しぶりの車中泊だ。

歳をとると車中泊もおっくうでねえ・・・

 今朝はまず道民の森「牧場南地区」から、

「土方沢」に登ることにした。

『神居尻山』の南側に位置するこの山には、

これまでに何度か登っている。

 道々から「牧場南地区」に入って行くと、

すぐ三叉路になり、

左に曲がると「牧場南地区」だ。

また右には「土方の沢」に沿って林道が伸びて行く。

そして私が入るのは真ん中の林道だ。

上空を送電線が走っており、

ほぼそれに沿って林道が伸びて行く。

 下草に覆われ、

それが朝露に濡れて膝から下を濡らす。

徐々に不快感が増して、

蛇行する林道を進んで行くと、

250で車止めが現れ、

古い舗装道路と交差する。

これは「牧場南地区」と、

同じく道民の森の「神居尻地区」を結ぶ、

自転車専用道路で、

これにのって行くと、

『神居尻山』のCコース登山口に行きつく。

しかしずいぶん荒れたようで、

今は利用されているかどうか不明だ。

 自転車専用道路と交差すると、

林道も荒れだして、

やがて雑草に飲み込まれる。

そして前方の送電線鉄塔まで上がると、

後方の視界が開ける。

この後は林道なんだか、

送電線の保守管理用作業道なのか、

判別がつきにくくなる。

そして最後は藪に入り、

少々笹をかき分けて進み、

四等三角点「土方沢」

 下山は同ルートを引き返すが、

終盤で伐採地に足を踏み入れた。

この伐採地はよく手入れされていて、

すでに伐採地全体が草刈りされていた。

またこの伐採地の中に、

「小袋」(四等三角点・182m)があるのだが、

今日は草刈りされた茎や葉が地面を覆ってわからなかった。

 伐採地を下って林道へ。

そして駐車地は近い。

駐車地に着くと8時ちょうど。

朝の涼しいうちに登ってよかった。

着替えを済ませ、

さて、次へ行きましょう!

 

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2023.7.2 『坊主山』(三笠・161m)  残された時間をフル活用!

 

 日曜日の朝「野の沢」下山後、

農道を道々30号線近くまで戻り、

別の農道に入った。

すると間もなく左手に採石場が現れ、

その前に広い空き地があるのでここを駐車地とした。

採石場の奥に「坊主山」のピークが見えている。

 残された時間を考えると、

この「坊主山」に登って帰途に着くことが、

ちょうどよさそうだった。

おまけにHiromiが未踏だったので、

それもよかった。

 駐車地から採石場に入った。

この採石場は現在使用されておらず、

以前目にした重機もなくなっていた。

「立入禁止」とはあるが、

中を歩かせてもらう。

採石場を突っ切って直線的に登るのが、

最短距離、最短時間で登れるが、

それではあまりにも短すぎるので、

時計を見ながら適当なところで、

左手(西側)の藪に入った。

すると藪は思った以上に濃く、

笹をかき分けながら急斜面を登るのが大変!

Hiromiの姿が笹に埋もれて見えない。

しかし距離は短く、

尾根の頭に上がると、

急に藪が薄くなった。

薄い藪の中をほぼシカ道に沿って歩いて行く。

周囲の樹木を若葉が覆っているので、

視界は利かないが、

近くの道々を走るトラックの騒音が聞こえる。

 藪はおおむね薄いまま続き、

最後は小ピークに上がり、

三等三角点「坊主山」

そこにある私製標識を目にしたHiromiが、

思わず「ホォ~ッ!」

栗山の「坊主山」(二等三角点・168m)と同書体の私製標識だ。

 下山は少し戻って、

南に下る小尾根にのった。

けっこう笹が濃く前方が見えない。

しかし間もなく一気に視界が開け、

採石場の最上部に飛び出す。

そこに遮るもののない風景が広がった。

あとは採石場の端を下り、

採石場内を歩かせていただいて駐車地へ。

正午を少し過ぎてHiromiを送り届け、

帰途に着いた。

 この日の『坊主山』が、

今年100回目の山登りとなった。

これで年間100回以上の山登りは23年連続。

しかしこの先はどうかなぁ・・・

そしていよいよいや~な7月が始まった~

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2023.7.2 『野々沢』(249m)  Hiromiとおしゃべり林道歩き

 

 先日の日曜日はHiromiと一緒だったが、

そのHiromiは午後から仕事がらみの予定が入っていたため、

正午までには帰宅しなければならず、

近場で楽しむことにした。

それでこの日の朝向かったのが、

岩見沢市と三笠市の境目。

両市の境界線上を、

「市来知川」(いちきしりがわ)が流れている。

この「市来知川」に沿って伸びる農道に入った。

そして道々から3kmほど走ると、

貯水池に突き当たって終点となる。

その先は「野々沢林道」が続くが、

貯水池前にはゲートがあり、

「立入禁止」の立て札とともに、

バイクも侵入できないよう、

厳重に閉ざされている。

 ゲート前には広い空き地があるものの、

地面がドロドロで不快だ。

それでもそこにしか駐車できないので、

仕方なくそこからスタートした。

ゲート内に入ると貯水池の施設が見えてくる。

そして間もなく貯水池に至るが、

Hiromiは周囲の風景が全く目に入っていない。

Hiromiとは二週間ぶりに会ったので、

色々話しはあるが、

現在のHiromiは、

自らの人生の中での大きなイベントに着手している。

それでそのことが頭から離れず、

他のことには神経がまわらない。

話しも多くがそのことだ。

 貯水池から先の林道には、

チェーンゲートが設置されており、

そこから先が森林管理署の林道となる。

林道右手には貯水池の水面が見えているが、

濁って透明感のない水を目にし、

「これが飲料水になるのかよ?」、

思わずつぶやいてしまう。

 この日は天気予報通り朝から涼しく、

快適に林道歩行を楽しめた。

スタートして2km弱で分岐となり、

これを右の枝に入った。

そしてそこまで平たんだった林道が、

斜度を増して高度を上げて行くことになる。

足もとを見ると青い薬きょうだ。

ここにはハンターがやってきて発砲している。

 蛇行して高度を上げ、

いくつかの分岐を過ぎて目指すピークの基部に達し、

210で林道から藪に入った。

この辺りの藪は薄いのだが、

この日は朝まで降雨が続いたようで、

笹の葉に蓄えられた雨水が下半身を濡らす。

それでも藪漕ぎの距離が短いので我慢し、

三等三角点「野の沢」

何度目かな、このピーク?

ただ、Hiromiは二度目で、

前回のことをほとんど記憶しておらず、

新鮮な気持ちでここに立っている。

いいな、いつもどこでも、

何度登っても新鮮な気持ちで向き合えるのは・・・

 

 下山は見晴らしの良い伐採地に立ち寄った。

そこからは南東方向に「幌向炭山」(二等三角点・361m)が、

存在感ある姿を見せていた。

そして同ルートを引き返した。

ルートを変えて藪から貯水池に下ってみたかったが、

この日は時間にゆとりをもたなければならないので、

素直な行動とした。

道中ではまたHiromiが描く夢の話しが続いた。

 駐車地に戻ってみると、

まだ少し時間にゆとりがあったので、

直近でHiromiが未踏の三角点ピークに登ることにした。

それにしてもよくしゃべるHiromiだった。

 

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2023.6.30 『八ツ瀬』(221m)  凄まじい地震崩壊地帯!

  先週の金曜日朝「芽奈野」下山後、

「幌内高丘林道」を町道に戻り、

町道を2kmほど厚真町側に走って、

「ヤチセ沢川」に沿って伸びる林道に入った。

ただこの林道は「胆振東部地震」の際、

ズタズタに寸断され、

いくらも進まないうちに通行不能となる。

辺りは地震崩壊による流倒木が、

山のように積み重なったであろうと思われるが、

それらはすっかりかたずけられ、

一応はきれいになっている。

そして広々としていた。

 「八ツ瀬」には昨年の暮れ、

Hiromiと登っているが、

既に雪景色となっていたので、

こちらも緑と茶褐色のコントラストが楽しみだ。

またそのとき見つけられなかった、

三角点標石を再度探したい。

 行き止まりの林道終点を駐車地とし、

そのまま「ヤチセ沢川」の、

右岸崩壊斜面に取り付いた。

迫力ある崩壊斜面を登って行く。

かつてはこの斜面も緑一色だったのであろう。

そして最上部まで登りきると、

少々の藪を越えて尾根を乗っ越す。

するとそこには更に広大な崩壊斜面の風景が広がる。

誠に迫力ある風景の中を進んで行くと、

崩壊斜面が次々と現れ、

何度も立ち止まって眺める。

崩壊と同時に押し流された樹木は、

既にかたずけられて、

植林されている部分も見られる。

それにしてもこのような斜面の崩壊が、

あの地震の際一瞬にして、

何千か所という数で発生したのだから、

地震が発するパワーは測り知れない。

また進み行く尾根筋に沿って、

作業道が付けられていたようだが、

ほとんどのところで崩れ去り、

時折残った部分が現れる。

 目指す「八ツ瀬」は尾根筋のカラマツ林の中だが、

いくら探しても標石が見つからない。

更にじっくり探したいところだが、

この日は昼頃から雨が降り出す予報。

降り出す前には駐車地に戻りたいので、

今回も探し出すことはあきらめた。

これで直前の「芽奈野」に続き二連敗だ。

その辺りは少々悔しさが残るものの、

また迫力ある風景を眺めに戻ってくることとし、

その場をあとにした。

 下山は尾根筋を戻らず、

「八ツ瀬」から少し戻った地点で、

東側に広がる崩壊斜面を下った。

そして下りきると、

雑草が生い茂る「ヤチセ沢川」沿いを歩いて駐車地へ。

この日目にした風景を思い浮かべながら帰途に着いた。

 

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2023.6.30 『芽奈野』(237m)  地震崩壊地の風景を求めて

 今日から7月。

私にとってこの7月は嫌な月で、

今日から8月の盆前まで土曜日が出勤となる。

それで1日の今日は早速出勤だった。

そんな繁忙期を前に、

昨日は休みを取っておいた。

 貴重な休みはどこへ?

と考えた時、

久しぶりに胆振東部地震後の崩壊地風景を見たくなり、

厚真町へと向かった。

そして厚真町高丘地区から、

「幌内高丘林道」に入った。

この林道は厚真町の最北高丘地区と、

最東の幌内地区を結ぶ。

但し、両地区とも人家がまばらで、

居住人口が少数ないため、

この林道を走る車はほとんどない。

また、5年前の胆振東部地震でズタズタに崩壊したこの林道は、

令和3年に全線で改修工事が完了した。

 「幌内高丘林道」の、

高丘側から入って上り坂になる手前に駐車。

林道を歩き出すと、

すぐ崩壊した斜面が現れる。

これらの崩壊斜面の下部には、

土砂と一緒に滑り落ちた樹木が幾重にも折り重なって、

異様な光景を見せていたが、

今はそれらもかたずけられ、

茶褐色の斜面が美しい。

 蛇行する林道を170で離れて急斜面に取り付いた。

そして笹の中に入って登って行く。

するとわずかな距離で古い作業道に出る。

あとは作業道にのって進んで行く。

ただ作業道は何本もが交差しているので、

間違った枝に入ると、

とんでもない方へと進んでしまう。

 一時作業道を離れて崩壊斜面をトラバースすると、

崩壊地の風景が広がる。

この風景はこの辺りでしか見られないものだ。

初めてこれを目にしたときは、

ハッとして息をのんだものだ。

この時期は樹木の緑と、

茶褐色の崩壊斜面とのコントラストが美しい。

この日はやはりここに来てよかった、

と思える風景だ。

 複雑な作業道を選んで進み、

最後は少々濃い笹の中の三角点へ。

ここに立つのはこの日で三度目だが、

標石を目にしたことがない。

笹が濃くて見つけられないのだ。

「今日こそ!」と思って登ったこの日ではあったが、

朝から蒸し暑くてどっぷり汗をかき、

とてもそこに長居する気にはなれず、

またもや四等三角点「芽奈野」の、

標石を目にすることなく下山開始。

ピークにはこれまでなかったピンテが付けられていた。

こんなところに登る人がいるんだねえ。

 下山はルートを変えて、

別の作業道を下った。

そして修復された崩壊斜面を下って林道へ。

曇り空で陽射しはないのだが、

とにかく湿気を含んだ空気が暑い。

そこに大きなヒグマのフン!

駐車地に戻って着替え、

さてもう一座!

 

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