goo

2015.8.1 『神居尻山』(947m)

 

この週末は土曜日しか自由にできないので、『神居尻山』への日帰り山行とした。
天気予報で前夜からの雨が土曜の午前中まで残りそうなことを伝えていたので、8時にゆっくり出発だ。



 道民の森内の登山口に着くと、他に車両なし。
珍しいことだが、喜ばしいことでもある。
雨予報のせいで人が訪れないのか?



 9時半に再奥の駐車場をスタート。
この山ではだいたいAコースを登って、Bコースを下る。
Aコースが一番長く5.8km。
そしてB、Cコースとも頂上まで3.2kmだ。



この歩行距離からわかるように、この山に登る登山者の99%がBないしCコースを登り、そのどちらかを下る。
みんな楽をしたいのだ。



そんなわけでAコースを登る人はめったになく、たまに下ってくる人とすれ違うことがあるくらいだ。
登りは短く、下りは多少長くても耐えられるから、下りにAコースを利用する人がいるのだろう。

 

この山域の緑はまだ美しく、木々を見ているとうっとりとする。
ただ、季節柄暑い!
歩を進めるごとに汗が吹き出す。



Hiromiは行程の半分も消化しないうちに、全身の汗が滴り落ちている。
樹林帯から風通しの良い尾根上に出ても、この日は無風。
無風なんてめったにないことと喜びたいところだが、とにかく暑い。

 
                                          めんどくさそうなHiromiの態度、皆さんどう思いますぅ?

頂上に続く稜線上に出て頂上に目を凝らしても人影はない。
「ラッキー!」



 Hiromiが避難小屋で着替えている間に私は頂上近くまで登り、写真撮りの準備をする。
そして11時40分、頂上へ。
予想通り、他に登山者は無し。



昼食のラーメンを食べ終えて、下山の準備をしていると男性が一人、Bコース方向から上がってきた。
その男性は妙なものを手にしていた。
何やらテニスのラケットのようだが、もっと大きい。



不思議に思い、それを何に使うのか尋ねてみると、まとわりつくアブを叩き落とすのだそうだ。
なるほど、確かにアブが常につきまとい、顔や身体にぶつかってくる。



自分であのラケットを持参する気にはなれないが、ちょっとお借りしてアブを叩き落とてみたいものだ。



 下山はやはり暑い中を淡々と。
1時ちょうど、下山完了。
今日の『神居尻山』もいつも通り、いい山だったぁ・・・
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2015.7.30 美瑛の丘観光



 三日間の夏休み最終日は、涼しい『十勝岳』の麓で目覚めたものの、前日の疲労がどっぷりと残っていることに加え、私もHiromiも足裏にマメをつくり、それが痛む。
別に登れないことはないが、そんなときは無理せず観光をして早く帰宅することにした。



 私は昔から美瑛や富良野一帯の田園風景が好きで、表大雪と十勝連峰の間を行ったり来たりするときに、じばしば風景写真を撮ってきた。
風景写真と言っても、立派なカメラがあるわけではない。

 

ただのコンパクトカメラ。
機械ものに興味がない私には立派なカメラなぞ不必要。



大きくて邪魔になるし、操作が面倒。
コンパクトカメラでさえ、その性能のほんの一部しか理解していない。



それでもデジカメを手にして15年。
「山登りの楽しみの半分は写真撮り」と言っても過言ではない。



そんな私が撮った写真を少々紹介する。



 美瑛の辺り、15年ほど前までは人の姿なんか見なかった気がする。
それが今では田園地帯に観光バスが入り込み、撮影ポイントに着くと、立派なカメラを手にした面々がどっと降りて撮影を始める。



それだもの増えた、拒否看板が。
「畑に入るな!」、「撮影禁止」などと書かれた看板が、日本語だけではなく、中国語と韓国語併記で各所に立てられている。
なんとも嘆かわしい限りだ。



 そんな風景を見て、午後の早い時間に帰りつき、後片付けに追われた。
しかし、よい夏休みだったぁ・・・
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
   次ページ »