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2019.12.28 『330mP』(点名:紅葉沢)  南夕張はまだツボ足OK!

 

 この週末は金曜の夕方出発で穂別に向かった。 

エゾシカ撃ちのハンターが、

年末もここまで押し迫った今は、

もう活動しないであろうと推測して予定した。

ハンターの動きを確認したいので、

遅めに予定した林道に入ろうとした。

ところが目的の林道には、

既にハンターのタイヤ痕が残されていた。

ガックリ・・・

仕方なく代替え案の他の林道も確認してみると、

どこもハンターであろう車の、

新しいタイヤ痕が残されていた。

先にハンターが入って活動している山には入れない。

昨年も実際に誤射の犠牲となった人がいる。

あきらめて夕張に戻った。

そして夕張に入ってすぐの、

登川から「紅葉沢」に登ることにした。

夕張市の三角点を有する山の地形図は、

事前に全て用意してある。

  9時35分、登川のJR線路脇に駐車して山に入った。

すぐ橋を渡って線路を越える。

そして地形図が示す林道を歩く。

積雪は20~25cmほど 。

ツボ足で歩けるギリギリのところ。

少し歩いてすぐ面倒なことになりそうな予感。

地形が複雑な上、

早速地形図に示された林道が消失していた。

しかし逆に地形図にはない林道が現れる。

それをショートカットしながら登っていく。

辺りは林道と作業道が縦横無尽に交差しているため、

そのうち地形図での読み取りが困難となった。

あとは勘に従って登るしかないが、

周囲には目指すピークの標高に近い、

350m前後の小ピークが散在している。 

そんな中を勘に従ってチェックしていくが、

数が多すぎてさっぱり当たらない。

あっちこっちとずいぶん歩き回ったがダメ。

するとHiromi がGPS を取り出して、

「あっちだ!」と言い出した。

GPS には頼りたくないが、

このときばかりは救われた。

結果私の勘とはかなりずれていた。

GPSを操作しながら笹の中を歩いていたHiromiが突然、

「ストックがない!」と叫んだ。

一本を脇に挟んで落としてしまったのだ。

探しに戻っていったHiromiを待つも、

なかなか戻ってこないので、

私も続いて探し始めた。

そして見つけたのは私!

その後GPSが指し示す方向に向かって歩き、

12時ちょうど、三等三角点「紅葉沢」

やはり機械にはかなわない。

ただそれに頼るのはやはりつまらない。

一帯はどこも笹に覆われているのだが、

この三角点ピークだけは広く開けて、

いかにも「ここが頂上ですよ」と言わんばかりだ。

久しぶりにバウムクーヘンを掲げた。

そして昼食タイムだ。

 昼食後はショートカットして下ることにしたが、

地形はなかなか複雑で、

一旦沢床に下り、登路で使った尾根に戻った。

あとは淡々と下るが、

さらさらした積雪がツボ足にはきつく、

なかなか速くは歩けない。

それをHiromi は苦にもならない様子で、

ガシガシ歩いていく。 

13時25分、駐車地。

なかなか勉強になった山行を終え、

追分の「ぬくもりの湯」まで走って汗を流した。

 

 

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