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2020.8.15 『幌内』(310m)  盆休山旅⑤ー④

 盆休み後半の山旅四日目(15日)の朝は、

栗山町の車ごと雨を避けられる場所で目覚めた。

前日の夕方から降り続いた雨は、

夜が明けても尚降り続いていた。

もうどうにでもなれと、

半ばあきらめ境地でゆっくり寝ていた。

結局起きたのは7時を過ぎていた。

寝すぎて少々腰が痛い。

さて、どうしようか、

と考えたときに思いついたのが、

三笠市幌内の三角点を有する「幌内」だった。

 8時過ぎに三笠に向かって走り出すと、

間もなく雨は上がった。

しかしまたいつ降りだすか、

わからないような雲行きだ。

そこで三笠市に入ってから、

次回の山行用に、

気になる林道を調べて歩いた。

それである程度良い情報を得ることができた。

そんなことをしていると昼近くになり、

天候も回復してきたので、

幌内の最奥まで車で進み、

林道入口の広い駐車場から、

徒歩でスタートすることにした。

駐車場は古い変電施設のものだった。

現在稼働していない施設は、

見学用に開放されていた。

ただ、山登りにしか興味のない我々は、

見向きもせずに、

10時45分、林道に入った。

林道は数十メートル進むと、

鎖のゲートがあり、

きっちりと施錠されていた。

林業関係者の車の往来が多いと思われる、

しっかりした林道を登っていく。

途中で現れる伐採跡の風景がいい。

二ヶ所目の伐採跡からはボタ山が見えていた。

そしてその上に立って、

そこからの風景を眺めてみたい、

という気持ちが沸き上がった。

いつか登ってみよう。

林道は二ヶ所の分岐を過ぎ、

目標ピークに向かう尾根に沿うようになる。

薮の薄い部分を探し、

適当なところから林道を外れた。

シダ類や笹をかき分けて、

11時40分、三等三角点「幌内」

驚いたことに三角点標石のすぐうしろに、

大きな穴があいていた。

直径約10m、深さが6mほどもある大穴だ。

自然にできたものとは考えにくい。

いったい誰が何のために?

 下山は天候が更に回復して、

気温が急激に上がりだした。

登りはじめで非常にうるさかったアブが、

下るほどにまとわりついてくる。

質の悪いアブは手のひらや、

指にまでまとわりついて刺してくる。

今年はこのアブが大発生で、

最近登った山はどこも、

この嫌なアブに悩まされてきた。

アブを追い払いながら歩いて、

12時35分、駐車地。

まだ時間が早かったのでまたあちこち見て歩き、

「湯元温泉」で汗を流して夕張に向かった。

 

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